アイドル部が終わった。アイドル部と言うと複数あるが、ここで言うのは株式会社アップランドのVtuberプロダクション「.LIVE」内ユニットのアイドル部だ。公式では4月末日をもって、と書いてあるが、実質的には昨日4月29日が終了日だったと思う。2018年4月27日にYoutubeチャンネルを開設してから、ちょうど3周年の節目だ。

私のTwitterを見ていた人なら知っていると思うけれども、私は18年8月からの熱心なアイドル部箱推しファンだった。このサイトにも覚え書きがてらに用語集を書いて載せたことがある(記事整理の際に消去済み)。

過去形なのは、19年8月ごろまでには箱推しではなくなっていたっぽいからだ。これは19年1月くらいから半年以上かけてフェードアウトした感じだったので、特に明確な理由はなく、無自覚で、気づいた時には見る頻度が激減していた。こう書くと箱自体にめちゃくちゃハマっていた時期というのは1年足らずなのだけど、その間の入れ込みっぷりはかなりヤバかった。時間の使いすぎで人生を壊しかねないレベルだった(それとは関係なく既に壊れてたけど)。

今の自分は間違いなくアイドル部あってのものだし、良くも悪くも思い出はたくさんある。今後折に触れ思い出語りをして、色々と振り返っていこうかと思う。まあ、思い出した時に断片的に書くというくらいの意味なので、もしかしたら書かないかもしれない。

その前に、アイドル部が終わったとタイトルには書いたが、メンバー全員が辞めるとかいうわけではない。公式の言い方としては、全員がアイドル部を卒業し、その中で5人は.LIVEからも卒業する、他の5人は.LIVEに所属し活動継続する、という感じだ(ユニットならともかく、事務所を辞める場合普通は脱退とか退所とか言うと思うけど)。つまりは、アイドル部という枠組みが消え、その上で事務所を出るか出ないか(出る=Vtuberを辞める)ということになる。

.LIVEは現在アイドル部以外に6人くらい所属しているので、今後は総勢11人くらいになる(くらいと書くのには理由がある)。アイドル部の半分が卒業する、5人減る、と書くとかなり事業縮小する印象だが、.LIVE全体では先日3人増えたばかりだし、アイドル部のデビュー当時は.LIVEは総勢14人だったので、見かけ上の総人数だけ見るとそこまで縮小するというわけではない。また、卒業する5人のうち2人は実質的に1年以上前から引退状態、1人もほぼ休止状態だったため、普通に活動するメンバーだけ見れば、3人増えて2人減ったようなものかもしれない。

アイドル部自体もオリジナルメンバーが5人も残るなら、本質的には終わっていないと言えなくもない。ユニット名を残すこと自体は可能だろう。なんなら一人もオリジナルメンバーが残ってなかったりソロプロジェクトと化したまま続くバンドもそこそこある。とはいえ、やはり個人的な心情的にはこの5人だけではアイドル部とは言えないし、運営もあえて名乗り続ける必要はないと考えたから、アイドル部という名前はなくなるのだろう。

ちなみに厳密に言うと、公式では1期生が卒業すると言い方であり、過去に2期生を募集したことがある。つまり、メンバー不在のままアイドル部というユニットの枠組みだけは残し、後々2期生のみで新生アイドル部としてデビューする……という可能性はある。そんなことをする意味があるかは知らないけど。

そもそも私はアイドル部という名を廃し.LIVEに統合するべきだと19年末からずっと思っていた。19年末にはメンバー2人が抜ける騒動があったが、この時点で既にアイドル部という看板はイメージがかなり悪化しており、人よけの効果を強く発揮していた。また、アイドル部ならではのコンテンツも薄く、その括りや設定がウリになる場面もほぼなかったため、新規登録者を得るという面では看板のデメリットのみが目立っていた。

.LIVEというプロダクションの括りで支障がない以上、イメージの悪いユニットの看板を掲げ続けてもしかたがない。憶測だが、今回のアイドル部終了の裏にはそういう判断もあったかと思う。心機一転5人で続けていこうという時に、アイドル部という看板は枷ですらある。

私はアイドル部が終わったのは良いニュースだと思っている。卒業するメンバーはもちろん全く新しい未来に羽ばたいていくわけだし、残るメンバーにとっても環境の変化は大きい。少なくとも、過去の重りはいくらか外せたと言えるし、人数が減ったことでむしろできるようになる・やりやすくなる事もあるかもしれない。全体イベントとか。

私が今でも関心を持っていたメンバーは、今回で全員卒業した。寂しいという気持ちがないわけではないが、正直なところ、それよりも新たな旅立ちを祝福する気持ちがはるかに大きいし、安心したところもある。そしてそちらの方がはるかに大きいというのは、かつて全力で箱推ししていた身としては、ある意味では悲しいことでもあるかもしれない。しかし一方でまた、推していたからこそ、別の道でも彼女たちが輝く未来を信じられる面もあるだろう。

物事、とくに人の気持ちはシンプルではない。色々と複雑な気持ちで、まとまりがないけれども、結局のところ、全員の今後の成長・活躍とさらなる幸せを願うということに尽きる。強く生きろよ!