アイドル部の卒業については既に書いたので、改めて私から見たアイドル部の思い出について、今後折に触れ書いていきたい。その1と書いているが、その1で終わるかもしれない。

私がアイドル部を知ったのは2018年8月11日、最初のシロ生誕祭だった。しかし、この時点では全く関心を持てず、のめりこむのはこのすぐ後、金剛いろはと月ノ美兎のコラボ配信(の直前)からとなる。

私は元々2017年夏くらいからキズナアイを見始めたのだけど、Vtuberブームにはあまり乗れず、個人勢やにじさんじ等の勃興についても、少し離れて眺めるだけだった。元々個人のゲーム実況や生配信にはあまり馴染みがなく忌避感すらあったので、ゲーム実況を初めて観始めたのはキズナアイからだし、生配信についてはこの時点でもまだ避けていたところがあった(とか言いつつ、Vtuberを知る前には自分でひたすら壁に向かって話すニコニコ生放送やpixiv sketchをよくやっていたのだけど)。

アップランドのVtuberに話を移せば、キズナアイを知り程なくして電脳少女シロも知った。私は時折ふたばのimgを覗いていたので、そこでスレが立っているのを見かけたのだ。キズナアイみたいなのが増えたんだなあと興味深く見たのだけど、残念ながら当時は作り声が受け付けず、ハマることはなかった。言い方は悪いが、「」はマイオナの傾向があるので、その一環なのだろうというふうに感じた。そのため、その後上述のシロ生誕祭まででシロを見た記憶があるのは、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん(ねこます)とのコラボ配信くらいだった。シロ生誕祭はAR演出がすごいと聞いて見に行った記憶がある。

さて、Twitterには他人のいいねしたツイートを流してくる機能があり、当時は私のTLにも他人のいいねが時折流れてきていた。シロ生誕祭直後、その中に金剛いろはの動画ツイートがあった。金剛いろはと月ノ美兎のコラボが決まったことで、アイドル部ファンが宣伝をしていたのだ。「1分でわかる(わかる)金剛いろは」という動画だった。https://www.nicovideo.jp/watch/sm33669033

これは今見ても非常に出来の良いまとめ動画だと思う。要点はしっかり押さえているし、ファンのネタも盛り込み、ビゼーのカルメン前奏曲で愉快さを増し、テロップ解説付きでテンポよく流し、それで全体1分くらいである。1分というのは軽い気持ちで見ようかなという気分になるギリギリのラインだと思うし、実際私もさほど興味はなかった。Vtuberのまとめ動画自体は珍しくないが、だいたい5〜10分くらいなので、推しのものでもそこそこ決断力が要る。小分けの方がありがたい。

ちなみにこの動画がどれくらい要点を押さえているかというと、3年間の活動後卒業した現在に至るまで、活動3ヶ月目に作られたこの動画だけで7割くらい金剛いろはというコンテンツの見所を網羅している(個人の感想です)。あまり金剛いろはについて語るのも話がズレるので、それはまたの機会にしよう。とにかくそれだけ宣伝として出来の良い動画だったということが言いたかった。

この動画をきっかけにして、私は金剛いろはにハマった。その後の月ノ美兎コラボ配信は当然見たし、アーカイブも全て遡って見た。そして、先述の動画で「アイドル部のいじられキャラ」と紹介されていたが、それを楽しむには他のアイドル部メンバーの配信も見る必要がある(例えば動画では夜桜たまの配信が紹介されている)。そうして私は他のアイドル部メンバーの配信アーカイブも漁るようになり、気付けばアイドル部というグループの箱推しファンになっていたというわけだ。生配信への忌避感など完全に消し飛んでいた。

明確に箱推しになったと言えるのは、他のアイドル部メンバーの配信をリアルタイムで観るようになってからだと思う。記憶が正しければ、金剛いろは以外で初めてリアルタイムで視聴したのは八重沢なとりの誕生日配信だったと思う。これが18年8月25日なので、当時ニートといえど過去のアーカイブ消化にはけっこう時間がかかったことがわかる。(追記:書いた後で確認したところ、8月22日の夜桜たまのStardew Valley配信の方がリアタイで見たのは早かった。次が八重沢なとりの誕生日配信だったと思う)以後はほとんどリアルタイムでアイドル部の配信を見るようになった。

その頃、よみうりランドにてVtuberのイベントが9月に予定されており、.LIVEの参加も決まっていた。私が知った時にはけっこうチケット発売(8月14日頃)から時間が経っていたのだけど、当時のVtuber人気はそれほどでもなかったので、.LIVEの参加するホールイベント(9月17日と9月22日)のチケットは簡単に購入できた。一応抽選だったが、確実に当たると見込めるくらい、それまでの売れ行きが悪かったような記憶がある(この辺りはよく覚えていない)。申し込んだのが8月30日のことだったので、この時には完全に箱推しだったと言える。

すっかり箱推しと化した後、9月頭にはアイドル部初の3D化が始まり、よみうりランドのイベントが行われるのだけど、そこからはまた別の機会に書こうと思う。

今思えば、この3D化直前の時期が早くも私にとってのアイドル部のピークだった。そこからは正直なところ、良いことと同じくらい悪いこともあったし、19年に入ってからは前の記事で書いた通りフェードアウトが始まってしまう。

まあ、私がハマる8月半ばまでにもファンにとって悪い事件や要素はあったが(ピーマンくん等)、私はそれらのショックをリアルタイムで体験したわけではないため、当時はさほど気にしてはいなかったというだけの話でもある。そういう事実自体は重く受け止めてはいたけれども、感情的には、やはりそれ以前の古参とは雲泥の差がある。つまるところ、ファンにとってのピークは人それぞれで、私にとっては9月頭くらいがピークだったに過ぎない。

それでもやはり、それ以降も身が震えるほど嬉しい出来事というのはたくさんあったので、当面はその辺りについて詳しく書いていきたい。