前にワクチンについての文章を書きました(http://nisezo.com/archives/5789)。だであるなので文体ブレブレなんですが、これはワクチンの一回目接種すらしてない時に書いたので、今は二回目まで打った身として改めてなんか書こうかなと思った次第です。前半はワクチン打った感想、後半はワクチン絡みの雑談です。ちなみに32歳男、睡眠時無呼吸症候群、BMI的には肥満の境目くらいですがまあ肥満です。

一回目は特に語ることもなく、肩と腕が筋肉痛になったくらいでした。打った直後から腕に少し違和感が現れ(これは気のせいだと思う)、一時間〜数時間くらいかけてだんだん肩から腕へと筋肉痛が出てきた記憶があります。筋肉痛も一日目でおさまったような気がしますが、一ヶ月くらい前なのでうろ覚えです。それくらい程度が小さかったんですね。針を刺された時もまあ普通の注射や点滴と比べてあんまり痛くはなかったです。筋注はそういうものらしいですね。

二回目を打った直後(10時半頃)の感想としては、一回目と比べて針を刺された時の痛みはさらに半分くらいに減ってましたね。慣れたのかもしれないし、打った人が上手かったのかもしれないし、あれくらいだろと思っていたから体が準備できていたのかもしれないし、その「あれくらい」が過大になっていたのかもしれません。

そして一回目よりも直後の違和感や痛みは全然なかったです。打ってないのと変わらない感覚。一回目は前述したとおり打った直後微妙に腕の違和感があったり、一時間も経つと腕や肩に若干の痛みが徐々に出てきていましたが、直後から一時間を過ぎてもなんの違和感もありません。

とはいえそこそこ時間が経ってからが本番です。ワクチン打ったところですぐに抗体をバンバン生産するというわけではないですし。おおむね副反応というのは抗体生産とそれに伴う免疫反応で起こるのではないかなあと勝手に思っています。なんにも調べてないので適当言ってますけど。

そして案の定時間が経過してから症状が強まり始めました。おおむね5時間後(15時半頃)から肩の痛みが現れ始めましたが、この時点では接種部位の狭い範囲のみ。その後寝る前、接種13時間後(23時半頃)くらいには肩の痛みは若干強まっていましたが、この頃の感覚としては筋肉痛プラス腫れの痛みといった感じでした(実際には腫れどころか赤くなってもいません)。腫れてるとこ触ると痛いですよね。あの感じがわずかに出てきました。一回目は完全に筋肉痛的な痛みだったので明らかな違いです。

その後は肩と腕の痛みがひどくなりました。主に接種した左肩と左脇が筋肉痛プラス腫れのような痛み、あと左腕の中がじんじん響く感じで全体的に痛い。脇の痛みは、脇を圧迫すると少し固いコリコリしたスジがあると思いますが、そこが主に痛かったですね。痛くて左に寝返りを打てず寝苦しいので、4時頃にロキソニンを飲みました。これが接種17時間半後くらいですね。ここから2日目。

翌朝7時には肩と脇の痛みもやや軽くなり腕の痛みは取れましたが、体温が37.3度。平熱が36度台なので微熱という程ではないですが、念の為在宅勤務にする旨職場に連絡。ロキソニン飲みましたしね。接種後ロキソニン飲む前の体温は測っていなかったのがちょっと失敗でした。

その後熱は37度以下程度におさまり、肩と脇の痛み以外は全く平常のまま在宅勤務をしてましたが、16時頃(接種25時間半後)から体調が変化してきます。全身の筋肉に疼痛が始まりました。これは風邪の時とかに大体起こる症状です。多分筋肉が炎症を起こしているのかなと思います。炎症は免疫反応なので、なるほどというところかもしれません。そしてすぐ後の16時半頃(接種26時間後)には気分が悪くなってきました。主にめまいですね。ごくわずかに吐き気もあったかもしれませんが、私はだいたい常にごくわずかな吐き気を抱えているので、関連はわかりません。なんにせよ、耳鼻咽頭や呼吸器に異常はないものの、完全に風邪気味状態です。17時には再び熱が上がり、37.5度と微熱領域に突入。

その後、全身疼痛とめまいがやや強くなりながら継続し、20時半(接種30時間後)に38.3度。ちゃんと熱が出てますね。ここまで肩と脇の痛みも継続中です。さすがに寝る前にロキソニン飲みました。

翌朝(3日目)は前日の症状がウソだったかのようにほぼ全快。睡眠も普通にとれました。唯一肩と脇の痛みこそ残っていますが、かなり軽くなっていて気になりません。10時(接種43時間半後)の体温は36.4度。あとは徐々に肩と脇の痛みが軽くなっていきましたが、わずかな痛みは残り、全く気にならなくなったのは4日後ですね。それでも未だに接種部位を圧迫すればわずかに痛みが起こることもあり、肩と脇の筋肉に疲労感も残っています。まあ、疲労感はそりゃ疲労するわというところではありますけど。そういう感じなので、たしかに利き腕に打たなくてよかったです。副反応への意識がまだ強いので、しばらくは左肩が気になってしまうと思います。

一回目は筋肉注射のせいだろうと思いましたが、二回目は明らかに免疫反応が出ていましたね。副反応の全てが免疫反応に由来するかというとそうではないかもしれませんが、私の場合は免疫反応っぽい症状でした。ただ肩の痛みはけっこう長引いてるのでなんか異質でした。痛みの強さも質も色んな意味で一回目とは違いましたね。

個人個人で千差万別らしいのであれですが、私はこんな感じでした。なんかまあ、一日目の午後と二日目は一応在宅勤務で仕事してましたが、やっぱ何もなくても休んだ方がいいですね。三日目はおさまりましたが、三日目きつい人もいそうだなと思います。二回目の日程は選べませんから、一回目の予約時に考えた方がいいかも(まあ考えてたら予約取れない気もします)。

あと、自分が打ったのと関係ないワクチン雑談なんですが、異物混入騒ぎがこの前ありましたね。前の文章で既に予測していたのを自画自賛したいところですが、ぶっちゃけ本当にあると思っていなかったので少し意外でした。ゴム片とステンレス片ということで、まあ健康被害は多分ないだろうということなんですが、素朴な感覚として筋肉組織内に(入れることを想定して作られたものではないゴミの)固形物を注入されるというのはなんとなく嫌ですよね。多分永久に残りますし。個人的にナノチップの方が予め想定されてる分マシな気がします。

ゴム片はまあそういうこともあるか〜避けづらいなあと思いましたけど、ステンレス片は普通に品質管理上の問題なのでびっくりしました。これは針に入らない大きさだから心配ないんでしたっけ?健康被害がないことの説明として人工関節や心拍拍動機に使われているからと言うのがよく言われていましたが、それは筋組織内に入れるものではないでしょうから、すり替えかなあと思います。まあ、固定するために筋組織にステンレス製の部品で留めているのかもしれません。ただ繰り返すように今回のはただのゴミなので、さんざん検証されている機器と比べるのはちょっと違うかな。

ゴム片にしろ、こういうのは素朴で一般的な感覚に寄り添った説明をした方がいいんじゃないかなと思います。説明を増やすとスキが生まれるので、それが嫌な気持ちもわかりますけど。ただ、本気でその感覚がわからないというか、集団の規模を誤認している可能性もあります。格差があると、エリート層は実際よりエリートが多い世界観で育ちますから。

ともあれどうもこういう情報発信って「元々ワクチンを打つことにある程度以上積極的な人」向けになってますよね。多分、消極的な人の考え方を発信側が全然想定できてないからだと思うんですけど。「現代科学に基づいて論理的に推測する」「科学的に真摯な曖昧さを受け入れる」のをこういうので不安に思う人々に期待してはいけないと思うんですが、どうも情報発信の仕方を見ていると「できないやつ・わからないやつが悪い」みたいな投げっぱなしの印象を受け、コミュニケーションする気がないなあと思います。世界を揺るがす最も重要な健康問題についてコミュニケーションが軽視されてるのは悲しいところですが、逆に、だからこそ軽視されてるのかもしれません。

あと別に論理的な推測をしたところで別に科学的に正しいわけではないです。同一視してる人がいますけど。科学的な正しさをどういうものとして捉えるかは人それぞれかもしれませんが、基本的に曖昧で移り変わるものですし、所詮は暫定的な合意に過ぎません。そもそも材料が足りなければ論理的な推測はあさっての方向に飛んでいきますし。だからと言って「世の中には現代科学でわからないことがある」みたいな煽り方する人が言うような驚きの真実なんてのもまずほとんどありません。

良くも悪くもみんな科学という概念を真理的なものとして信仰しすぎなので、科学の威を借りて人を論破できると思ったり、自分は現代科学の欺瞞を暴いたりできると思ったりしています。まあだいたいは(デマも含め)自分が一番科学的に正しいと思ってるんじゃないでしょうか。ワクチン絡みの喧嘩って9割これですよね。科学なんてそんな大層なもんじゃないんですけど。

自分が真理的にも道義的にも正しいと錯覚できて、しかも都合のいい完全に間違っている悪者がいる、という絶好のトピックが新型コロナ及びそのワクチンになっているため、その人の承認欲求が様々な形で表れるのは、面白いようなシャレにならんようなという感じ。私の承認欲求はこんな感じの発露のしかたです。