グラブルの年末年始ガチャ無料キャンペーン(いわゆるガチャピン)についていろいろ言われていて、年明け早々にこんな話はちょっと微妙だけれども、Twitterで書いたのを大幅に手直ししてこっちに移します。私の率直な感想を言えば、フェス天井の足しを作ってくれてありがたいんですが、めちゃくちゃキャンペーンとしてつまらなかったですね。

まずガチャピンキャンペーンについて簡易な説明をすると、毎日ガチャピンルーレットの結果によって無料でガチャを10連~200連回せるというキャンペーンです。また、結果が悪かった時には救済措置としてガチャピンゲージが貯まり、ガチャピンゲージが最大値になると、追加でガチャピンモードを回すことができます(SSRが出るまで回せるモード)。ガチャピンモードの後に一定確率でムックモードとかもありますが類似のものが続くだけなので省きます。

例年はガチャピンルーレットを各ユーザーが止めて各ユーザーごとに結果が出る仕様でしたが、今回はガチャピンチャレンジの結果によってガチャ回数を全ユーザー一律で決定する仕様となりました。また、ガチャピンモードについても、例年はガチャピンルーレットの結果によってゲージが貯まる仕様でしたが、全ユーザー一律となったためか、ユーザーのガチャ結果のSSR当選数にもゲージの貯まり方が影響されるようになりました。この結果、キャンペーン中にガチャピンモードに入れなかった人が相当数出てきました。で、まあ今回のこの変更についていろいろ反感が出ているわけです。論点は各々が好き勝手言っていてまとめるのも面倒なので省きます。

まあまずガチャピンモードについては、私は結局貯まりませんでしたが、どうせ例年もハズレSSRで終わりなので内容よりその追加で回した分天井の足しになる方が重要でした。そんな程度のもんなのでモード有無で格差がという程のもんでもないと思うけど、まあそう思う人もいるでしょう。天井叩く人はそう多くないと思いますが、新人はハズレSSRが少ないので。ただ、ガチャピンゲージの貯まり方について、たとえ10連とかでもハズレSSRが当たると全然伸びないというのは非常に問題があったかなと思います。以前ならハズレSSRは少なくともキャンペーン上の扱いとしてはハズレではありませんでしたが、今回は明確にハズレなので、システム上ハズレが増えてるんですよね。私もそうでしたが、ゲージが貯まらずガチャピンモードに入れないユーザーが相当数(おそらく半数近く)いて、これも結構例年と比べて異常でした(例年は全日参加してたら必ずどこかで入れたので)。まあ入れたからと言って別にめちゃくちゃ得するわけでもないんですが(結局ガチャは結果何が当たったかなので)、ハズレ扱いが増える→損した気になる、モードに入れない→損した気になるという人は多かったかと思います。

正直、個人的にはキャンペーンシステム上の格差はそんな出てないし回数も別に例年と比べて少なくはないので、問題はそこにはないと思っていて、「ゲージシステムの明確な改悪」「ランダム性への不信」の2点があって、後者に基づいて「運営がわざと絞っただろう」という疑心が不満の根幹なんだと思います。私は別にそうは思いませんが、そう思われる要素はあります。というか、私なんかは運営が操作できるのでどこかでサプライズ200連ぶち込んでくるかなと思っていました。結果的に見て、たぶん別に操作なんてしてなかったみたいですが。してたら私ならフェス期間最後に実質最低値は出さないですね……。

また、ランダム性の演出についてですが、今回は全員一律とは言えガチャ回数決定についてはちゃんとガチャピンによってある種のランダム性が用意されていました。これが例年の各自でルーレットを回して回数決定する方式と比べて演出としてどうだったかというと、あまり良くなかったですね。ガチャピンチャレンジはゲーム外で行われているので、別にそこまで見に行かないユーザーは朝起きたら勝手に回数が決まっている状態で何のエンタメ性もありません(システムを知らない人は毎朝ワクワクして見かけ上しか意味のないルーレットを回していたかもしれませんが)。全員一律なのが良くないというより、各自でルーレットを回す方式に比べてワクワク感がめちゃくちゃ落ちていたのが問題で、以前よりもワクワク感が減った→体験的に劣化した→損した気になるという人が相当数いたのかもしれません。少なくとも体験的には劣化しました。例えば最低保証の10連だった時、自分のルーレットの結果ととらえるか、運営が勝手に決めたととらえるかでだいぶ印象が異なります。

現在よく昨年夏のサマーフォーチュンキャンペーンが引き合いに出されていますが、50%でキッチリ最低約9万円以上の格差をユーザー間に設けた(ついでに分断とヘイトを作った)サマーフォーチュンとは今回のガチャピンは性質が全く異なります。ガチャピンは最終的な数字上の結果自体は悪くないけど演出やプロセスで損した感ガッカリ感と運営不信を招いている状態ですね。

これを受けたユーザーの動きとしては、ガチャピンに対する自らの不満と運営不信をサマーフォーチュンでゴネた人に投影してゴネてる人がめちゃくちゃ多いのは興味深いなと思いました。防衛機制なんでしょうね。別にサマーフォーチュンとガチャピンに何の関係もないんですが、おそらくゴネたいけどゴネたくないので、仮想の存在にゴネを託してるんでしょう。

あとなんか毎日最大200連が優良誤認とか誇大広告とか言ってる人も良く見かけました。個人的には、運営が全ガチャピンチャレンジ結果を操作していたという確認ができないとそれらには当たらない気がします。優良誤認とか消費者庁コラボとかその辺のワード、ソシャゲオタクはよく使いがちなイメージですが、ちょうどアンチラやムーン実装の時に景表法についてバズった記事(やまもと…)があってさすがに疑問に思って自分で景表法調べたら普通に記事が間違ってたということがあったので、自分でちゃんと条文と消費者庁の説明やQ&Aを確認して、具体的にどこがどこに触れているというロジックを仮にでも作ってから言った方がいいんじゃないかなと思います。実際調べた私が言いますが、不満に思うエネルギーがあるなら十分やり遂げられます。しかしこの時つくづく思ったんですが、間違いや嘘が公然と真実としてバズって定着するのは本当によくないですね。たしか2016年始めでしたっけ。当時は特にネット上のデマやフェイクニュースはことさらに注目されてはいませんでしたが、今や世界的な社会問題となっているのを考えると、ちょっと思うところがあります。

まあ、サマーフォーチュンの時も言いましたが、不満があるのであればそれは主張した方がいいし、なるべく運営に届く形で主張した方がいいと思います。それは問い合わせフォームとかからでもいいですし、これを言うと眉を顰められそうですが、Twitterで愚痴を書き散らかしたり運営アカウントに口汚いリプライを送ったりしてもいいと思います。後者も運営は見ていると思いますし。対象が個人であればそれは個人攻撃になるため問題ですが、運営という組織に個人が文句をぶつけるのは全然問題がないと思います。

そんなところでしょうか。なにか思いついたらしれっと加筆修正等を行います。