劇場アニメ窓ぎわのトットちゃんを鑑賞。12月17日立川シネマシティ。
もう観てからだいぶ(2週間以上)経つのだけど、書く元気がおきずにダラダラと年が明けてしまった。なので記憶などはかなり曖昧になっている。
原作の方は未読。良書と名高いけれどあまり本には手が伸びず、黒柳徹子の子供時代の自伝的作品という知識だけあり。
落ち着きがなく感情表現が豊かなトットちゃんのキャラクター描写にリアリティがあり、面白かった。いや、自伝なのだからそりゃリアルだろうと思わなくもないが、黒柳徹子という人は自己認識が非常に細かく整った人だったのだなと思う。
特に落ち着きがない子供特有の一貫性のなさや関心の移り変わり、小さな出来事に対する感受性の高さと真剣さといった描写がアニメーション映画としても極めて高い説得力のあるものに仕上がっていて、良かった。
要所で挟まれるタッチの異なるアニメーションも効果的だったと思う。
キャラクターデザインは一見ギョッとする人もいそうな感じ(自分もギョッとした)だけれど、見てみるとこの作風にはハマっていたと思う。
以下、一応ちょっとネタバレ含むかも。