2023年2月
BTS: Yet To Come in Cinemasを観た

先週の金曜日にBTSの映画を見た。釜山でのライブで、メンバーが兵役入りする前の最後のライブとなる。らしい。
正直な話BTSにほとんど関心がないのだけど、BTSにハマっている母が上京するにあたってなぜか東京でこれを一緒に観たいというので、観に行った。
母の影響でBTSの有名な曲は多分だいたい聞いたことがある。メンバーも、ジミンだけはなんとか知っている。そのぐらいの前知識だ。

まず、当たり前なのだけど、こういうライブ映像を見て満足度が低いことはほぼない。よほどひどいライブならともかく、そんなライブは映画化されないだろう。
というわけでわりと満足度は高かった。
メンバーの顔も名前もジミン以外わからなかったのだけど、映画を観ていて誰が誰かかなりわかるようになった。……ただ最後までVとジョングクの区別はつかなかった。
パフォーマンスも、時折首を捻るようなのがあるけれど(バックダンサーが山ほど出てくるとことか、電車のセットの中に引っ込むところとか)、基本的には観ていて楽しかった。ダンスがもっと見たかったのだけど、ちょっと少なかったような気がするのが惜しい。

ただ、編集はあんまり良いと思わなかった。
前半部分ではダンスの激しいシーンで特にカメラの切り替えが激しく、集中を乱された。せっかく踊ってるんだから、ダンスを編集で切り刻んだようなものではなくダンス自体をゆっくり見せて欲しい。
また、自分はこのライブを知らないので、別日のライブを組み合わせているのか着替えをカットしているのかわからないのだけど、何回かメンバーの服装が急に変わる。何回か挟まれるMCもなんだかそれぞれ雰囲気が違う。そういったところから映画を見ていて連続性に欠けているような違和感を覚えた。つまりはパッチワーク感があった。急になんの説明もなく変わるので、ファンなら文脈でわかるのかもしれないが、自分にはちょっと無理だった。
こういう構成はわりとライブ映画?ではよくあるものだろうと思うのだけど、個人的には、映画を観ることでひとつのライブを観たような気持ちにさせて欲しいのであって、パッチワーク感をモロに出されるとちょっと困惑する。
また、映画中に二回挟まれるアニメーションはちょっとよく意味が汲み取れず変に長かった。なんだったんだあれ。

あと、舞台裏シーンがあるものだとなぜか思い込んでいたので、それがなかったのも残念だった。まあなくてもいいけど。

ファンにとっては色々と感動するところがあったかもしれないけれど、自分はファンではないのでそのあたりはだいぶ取りこぼしただろうと思う。
ただ最後に、ステージ側から二階席を見上げると、ARMYのライトでBTS❤️ARMYと描かれているのは、正直ウルッと来てしまった。自分はなにかの演者になったことはないのだけど(幼稚園の劇くらい)、この景色を見ながらパフォーマンスしていたんだなあと思うと、どんな気持ちでこのファンのメッセージを見ていたのかに思いを馳せ、これこそ冥利に尽きるというものじゃなかろうかと思った。どうやって描いたのか(どうやって音頭を取ったのか)は気になったけれども。
このライブ時には既に兵役行きが決まっていたらしいという前情報も母から得ていたので(ホントかどうかは知らない)、それも含めて泣けた。

とりあえずはそんな感じだった。
一応、映画館で映画を観たら感想を書くようにしようと思っているので、普段とは作品の毛色が違うのだけど、書いてみた。

コミティア143を欠席した

2023年2月19日のコミティア143、スペースはもらっていましたが、欠席しました。
Twitterでは書いていたのだけど、こっちでは書くの忘れてました。

たしか前にもちらっと書いたと思うのだけど、今回はけっこう申し込み時点から「新刊出せないだろうな〜」という感じでした。なので申し込みましたとはあんまり大声で言わなかった。
コミティア142の準備してる時の肌感覚で、自分の創作モチベ(というか全体的にメンタル)がめちゃくちゃ落ちていて、描きたいものが何も出てこない、作りかけのネタを形にできる自信も全くない、という状態だったため、申し込んだのも「申し込んどかないと出たい時に出られないもんな」という理由だったりしました。

で、案の定何も作れず、おまけに元気もなく、無料配布物作るのもビッグサイトまで行くのもちょっと微妙だったので、欠席しました。

144は申し込もうか悩み中です。まあ申し込んどけば以下略という感じではあるし、ちょうど描きたいもののラフプロットが昨日できたので、それを144で出せるよう頑張るというのも悪くないかもしれません。自分で自分に信用がないので、望み薄ですけど。

そんな感じでした。もしも期待してくださってた方がいたら申し訳ありません。

ブルアカを始めた

今月に入ってからブルーアーカイブを始めた。

厳密にはバニーアスナ実装の時にアカウント作ってバニーアスナを引いてはいたのだけどプレイが続かなかった。
先月末にミカ実装でなんとなくログインしてミカを引いてはいたし、最近だとキサキ会長がバズってて可愛いなと思ったけど、それらをきっかけに再開したわけではない。
何をきっかけにと言うと難しいのだけど、なんか最近流行りがますますアツくなってきているのを感じていたし、ぼざろにハマっていたこともあって原作者のはまじあき先生がブルアカ同人出してて目についたのもある。

で、そんな感じでとにかく目についていたところ、どうやらストーリー、特にエデン条約編が面白いらしい(しかもゲーム進行関係なく読めるらしい)ということで、じゃあストーリーだけ読むかという気持ちで読みはじめた。
ブルアカはゲーム部分がかったるいと思っていた(なのでバニーアスナの時に続かなかった)ので、ゲーム進行と関係なしに読めるというのはありがたかった。
実際には、エデン条約編のクライマックスで育成キャラバトルを強いられてしまって一度詰んだのだけど。まあそれはいい。

ほとんどメインストーリーしか読んでいないけれど、たしかに面白かった。正直世界観や設定で飲み込みづらいところはあり(大人のカードみたいにわざとそうされているのもある)、過去イベントやキャラストをやってないと誰だこいつ何の話だってなることも多いのだけど、それでも読ませてくれるテキストでぐいぐい引っ張ってくれる。
日常パートでしっかり尺をとって掘り下げられているから、シリアスなシーンの展開が光る。
ベタな展開でもその辺を丁寧にやってくれているので映える。

正直なところ、エデン条約編に限らず他のストーリーでもけっこう泣いてしまった。
自分がそういうテキストゲームをあまりやっていないので引き合いに出すものがないのだけど、個人的には逆転裁判をやったくらいの満足感があった(逆転裁判で泣いたことはないのだけど……)。
年をとってかなり涙もろくなったなあと思う。昔は「泣いた」みたいな感想を小馬鹿にしていた事もあったのだけど、今はもう、泣いちゃうから仕方ないよなあ!という気持ちになっている。
泣けたから良い泣けなかったから悪いというものではもちろんないのだけど、ブルアカに関して言えば、泣けたし良い話だった。良かったです。

今のところはメインストーリーを(今やってるF.SCT攻略戦も含め)全部読み終わったところで、ミカの絆ストーリーを中心に進めている。ミカの方は今のところ4話まで読んだのだけど、エデン条約編の後日談的な側面があると思っているので。

しかしやっぱりゲーム部分はなかなかしんどい。
そもそも自分はついこの間ほとんどのソシャゲ(基本無料のガチャゲー)を引退したばかりで、なぜ引退したのかというと時間と体力を取られるからだ。そしてブルアカのゲーム部分も結構時間と体力を持っていかれる。スキップチケットがあるのが救いではあるけれど。まあ、つまりはゲーム部分がしんどいのはブルアカに限った話ではない。
今のところ引退したほかのゲームと違うのは「ストーリーを読みたい」という継続の原動力があるところ。
ゲーム進行と無関係にストーリーをひと通り読めたというのがかなり効いているし、実際ストーリーは自分がやったソシャゲの中ではトップクラスに良い。
ゲーム性よりもストーリーの方が自分は優先順位高いんだなあと思った。ストーリーが気になる限りは離れないし、ストーリーでキャラが好きになったらガチャ引いちゃうし。
ただ、ストーリーの更新がない間にもプレイするかというと微妙なところ。とりあえず今はやって育ててみてはいるけれど(ストーリー内でも大人のカードで手持ちバトルとかあるし)、しんどくなったら辞めるかも。

とりあえずはそんな感じ。
繰り返すけれど、本当にストーリーが楽しめたので、やはり流行りに乗るのもいいなと思った。ぼざろもそうだったけれど、最近はそういういい出会いが多い。
ブルアカは今後のストーリーが大はずしでもしない限り当面続けると思う。

アントマン&ワスプ クアントマニアを観た

アントマン&ワスプ クアントマニアを観た。

まず書いておきたいのは、まあまあ面白かったということで、決して見て損をするような映画ではないと思う。

ラストの展開は「それでいいのか?」と思ったけれど、まあブラックパンサーWFほどの瑕疵ではないので、許容範囲内。ポスクレも結構気分が上がった。

その上でなのだけど、どうしてもMCUの映画は「観る前の方が面白かったな……」という気分になってしまう作品がわりかし多い。今作も、観る前の期待と比べてそこまで見劣りはしないのだけど、期待以上のものは一切出てこなかったという点で、やはりそうしたMCU作品あるあるの範疇に収まっている。

お金はかかっているしそうそうハズレないのだけど、新鮮味のないストーリーと映像を見ていると、なんだか淡々とした気持ちになる。それが自分にとってのMCU。

今作も新鮮味は全然ない。でもアントマンにコレやって欲しい!っていう作品の個性は出ていたので、けっこう良かった。

以下ネタバレ。

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ぼっち・ざ・ろっく!にどハマりした

1月、年明けて、帰省の帰りの道中でなんとなくアニメを見たら、めちゃくちゃハマってしまった。ぼっち・ざ・ろっく!。
漫画もまずは電子書籍で全巻買った。
グッズも自分にしては珍しくアクスタとかを買ったりした。

どれくらいハマっているかというと、ちょっと憂鬱になるくらいハマった。ちょっとというかだいぶ憂鬱になった。フィクションにハマるとそれに反比例して現実がイヤになってきてしまうのが自分の悪癖だ。子供の頃から、映画館を出たあとはなんだか少し虚しい気持ちになったものだ。
これまでにハマったコンテンツで言うと、プリキュアに昔かなりハマっていた。人生で一番と言ってもいいかもしれない。現状、ぼっち・ざ・ろっくはそれに勝るとも劣らない。この調子でいくと人生で一番ハマったコンテンツはぼっち・ざ・ろっくに塗り替えられるかもしれない。
なにしろ既に全話3周している。人によってはたったそんだけと思うかもしれないけれど、自分にとっては1度見た作品を何周もすることはそうそうない。

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