ブルアカをゆるゆると遊んでいる。
ゆるゆるなのであんまり真剣には遊んでいない。日課を最低限こなしつつイベントシナリオを読むくらいだ。
ブルアカの一番の魅力を上げるなら多くの人はキャラとシナリオを挙げると思う。
自分もまあ、ブルアカのシナリオはソシャゲとしては面白い部類だと思うのだけど、自信満々にシナリオが良いとは言えない。なんだかんだで結構読む側の譲歩が必要だったりするし。
とはいえ、それが一番の魅力と感じて遊んでいるのは事実だ。(訂正:いや一番の魅力と感じてたのは音楽だったわ)
コロナ陽性になった。
8月20日、なんとなく喉の痛みがあったが、部屋が乾燥しているのだろうとなんとなく思ってそのまま寝た。
翌日21日、喉の痛みや体のだるさなどがありうっすら風邪なのではと思うも、体温がバッチリ平熱だったしどうしても外せない用事があったのでそのまま外出。これは判断ミスだった。
外を歩いてるうちにどんどん体調が悪くなっていき、歩くのも大変になっていったため、急いで帰って内科に行くことにした。外に置いてある体温計(顔をかざすやつ)では全然平熱だったのだけど、家に帰ってみると普通に熱が出ており、そのまま即内科に行って検査、コロナ陽性が出た。
高い時は38度後半まで出たものの、25日現在になってようやく熱が下がり、解熱剤抜きで37.3度。平熱よりはだいぶ高いが、微熱ラインと言われる37.5度よりは低い。
症状としては激しめの風邪といった感じ。25日現在になって嗅覚が99.9%くらい落ち始めており、コロナのせいなのか鼻詰まり的なものなのかがわからない(鼻は通っているのだけど)。
直前まで実家に帰っており、帰省から戻ったあとで父がコロナ陽性だったことが発覚したので、おそらく父から移ったものだと思う。
父はピンピンしているらしいが、自分は割とぐったりした感じになってしまった。
そんなわけでほとんど家から出ずにゴロゴロしている。というかまあ普通にしんどかったので出られなかった。出前を全力活用だ。
風邪症状で苦しんでいて思ったのだけど、このくらいの病状ならむしろ精神的に安定させてくれる効果があるなと思った。
8月に入ってから、とくに最近は希死念慮がひどかったのだけど、症状が激しめのうちは不思議と起こらなかった。まあ、このまま死ねれば悪くないなとは思っていたけれど。そして治まりつつある今、また強めの希死念慮が来ている。
あと、風邪の症状自体がそもそもあまり嫌いではない。もちろんその状態で仕事しろと言われたらめちゃくちゃ嫌だけれど。体の痛みやだるさ、風邪症状特有の鼻を通る臭い、悪寒、喉から出る大量の痰など、子供の頃からある種の非日常として楽しむ面があった。
発症日を20日と考えると今日で5日間が過ぎることになる。
焦って行う用事もないけれど、そろそろ自主謹慎を解いてもいいころか。
劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:を見た。8月9日、立川シネマシティにて、極音上映。極音上映って極上音響の略だったっけ?
TVアニメ後半の再編集版(追加映像つき)。
とくにまあ、TVアニメと同じように面白かった(当たり前)、くらいしか言うことは無いのだけど。総集編の類はどうも観て咀嚼するのが苦手だ。
追加映像によって喜多、ぼっちの掘り下げが若干深まった気がする。
★★★☆☆
デッドプール&ウルヴァリンを観た。7月24日、立川シネマシティにて。極爆上映、字幕版。
面白かったかどうかで言えば、面白くなくはなかった。
楽しい映画ではあったけれど、それは予告でわかること。
端的に言うと、乱発されるギャグがあまり面白くなくて、結構冷めてしまった。
とにかくギャグの数が多いので10回に1回くらいクスッとできても9回は外れるので体感が良くない。
アクションも緊張感がない。デッドプールとウルヴァリンがほとんど不死身なので、ザクザク刺しあっていてもじゃれあっているだけにしか見えない。まあめちゃ痛そうではあるのだけど。
そして必要とされる前知識の量がめちゃくちゃ多い。
自分はMCUを(直近のドラマ以外)ほぼ全て追っているし、FOXのX-MENシリーズをガッツリ全部見たわけではないけれどもそこそこ知っているし(サムライとかLOGANだって観た)、その他のマーベル作品についてもそこそこ観たことがあるし、ディズニーとFOXの関係についてもぼんやり知っていたので、この映画を観ていて困ることはあまりなかった。
しかしそれでもネタが分からないために話の意味がわからずぽかんとしたところがある。
この映画はマーベル映画作品全てを網羅するような膨大な前知識がないと、基本的な話の筋やギャグやエモーショナルな部分が理解できず、「なんか楽しげな映画だなあ(ぽかーん)」で終わってしまう可能性が高い。それでいい人ももちろんいると思うけど、2000円近い映画料金を払ってそんな映画体験をするのはあまりよくないと思うし、だから自分はこの映画を人には勧められない。
ファンの間では(まあ多くの人に見てほしいからか)予習は必要ないとか、予習範囲が多すぎるから予習するだけ無意味だからとりあえず見に行けとか言われてたりするけれども、映画というのは安くないのだし、他の娯楽を切って映画だけ見ても他に選択肢がある中、十分前知識がない人にとりあえずこれを勧めるというのは、個人的には不誠実だと思う。まあ、予習してもキリがないというのはたしかにそうだけど。
逆に、必要なのは予習ではなく思い出だといった新規切り捨てみたいなことを言ってるファンもいるけれども、それは自分に思い出があるからそう感じる(自分の鑑賞体験こそ至高だったというある種の自惚れがある)だけであって、新規でもキッチリ前知識を準備していけば十分だと思う。マーベル映画の歴史だけでも詳しくさらって、あとはデッドプール2とLOGANくらい見とけば。
まあとにかく、映画外の要素が小ネタだけでなくストーリーにも深くくい込んでいるため、この映画だけ見てもわけがわからないのは間違いない。全然関連作とか周辺事情とか知らないけどわかったし楽しめたよ!という人がいたら、申し訳ないけどあなたは話の半分もわかってないし半分も楽しめてない。断言できる。膨大な関連作があり前後編の後編でありつつも雰囲気でも話が理解できるエンドゲームとかとはわけが違う(ちなみにエンドゲームはつまらなかった)。
そんな映画外の要素ばかりで成り立っている作品が果たしていい作品なのか?個人的には、一つの映画として良くないと思う。たしかに楽しかったし面白くなくはなかったものの、ストーリーが既に作品外の事情のメタファーであり、それ抜きではかなりとっ散らかって目的も設定も不明瞭なわけわからない内容になっている。ギャグの大半もそう。
とまあだいぶ苦言を呈している感じではあるのだけど、残念ながら自分には最低限の前知識が備わっていたために、そこそこ楽しめてしまった。
以下ネタバレあり。