2022年5月
大怪獣のあとしまつとシン・ウルトラマン

大怪獣のあとしまつについては鑑賞直後の感想とは別途で感想をアップしようと思って書きかけで放置しているのだけど、シン・ウルトラマンを見た結果、思ったよりこの両作にはシナジーがある気がした。
その辺について簡単に対比して書いていこうと思う。
当然ガッツリネタバレ。
あ、ちなみに最初にスタンス改めて書いとかないと怒られると思うので明記しとくと、個人的な感想としてシン・ウルトラマンと大怪獣のあとしまつ、どっちもあまり面白くはなかったです。楽しもうとすれば楽しめるところはどっちもそこそこあった。面白さ比較はナンセンスだけど、シン・ウルトラマンの方が若干面白かったかな。そんな感じ。

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シン・ウルトラマンを観た

シン・ウルトラマンを観た。慌てて観た。
何しろTwitterはオタクばかりなので、急いで見なければ配慮に欠けたライトネタバレに速攻でぶちあたることは確実。実際金曜日の時点でかなり危なかった。

ウルトラマン歴としては、全然ファンではない。シリーズひとつも通しで観たことがない。
ファンではないけれども、子供の頃は繰り返しウルトラマンやウルトラセブンの怪獣ビデオを観ていた。話はあまり理解していなかった(というか単なる怪獣紹介ビデオだったような気がする)し、かっこいいとかよりも恐怖に近いスリルといったところを求めていた。ちなみに幼児の頃一番怖い怪獣はキングジョーだった。なんかめちゃくちゃ強かった気がする。
自分の中で個人的にちょっと思い出深い出来事として、スーパーで菓子だか洗剤だかの横に置いていた小さな非売品の初代フィギュアを、何も理解してない幼児時代にわがままを言った結果店から譲ってもらった思い出がある。あれは長いこと愛着をもって遊んだり口に入れたりしたけれど、今どこにあるだろう。捨てられてはいないはず。しかしあの時の親と店員には本当に申し訳ない。
ちなみに観ていたのはもっぱら初代とセブンのビデオばかりなので(というかそれしかなかった)、帰ってきた以降はほとんど観ていない。レオとかエースに至るとさっぱりで、タロウとかは「なんかウルトラマンで一番若いけど一番強い」みたいなぼんやり知識で済ませていた。
ちなみに観たことはないが、なんとなくパワードとゼアスが好きだった(ゼアスはとんねるずが主演のやつ)。特にパワードは作品全体的になんかキモイ雰囲気なのがむしろ良かったし、目が青いのも気に入った。パワードのバルタン星人を見かけた時、めちゃくちゃクールやんと思ったのを覚えている。まあ観なかったのだけど。

追記。めちゃくちゃ自分史上で重要だったウルトラマンを忘れていた。ゲームボーイの「ウルトラマンボール」だ。ぶっちゃけウルトラマンとか関係ないアルマジロというゲームに無理やりウルトラマンをぶちこんだだけのゲームだったのだけど、けっこうハマってめちゃくちゃ遊んだ。どんなゲームかはこちらを参照して欲しい(https://youtu.be/vbXcS2eqNkI)。

大人になってから知った小ネタや定番シーンとか、平成以降どうなっているのかとかは、Twitterのオタクのおかげで少しは知っている。
めちゃくちゃウルトラマン好き!というわけでもなく普通に子供の頃観てましたレベルで、ネットであまりに有名なシーンはわかるものもある。

そんな感じで観に行ってみた。

結果、うーーーーーーん……微妙……楽しめるとこは楽しめたけど……一番良かったのは米津玄師の主題歌!
ということで特撮ファンの方はこの文章を読まないでください!という感じの以下ネタバレ雑感想(大怪獣のあとしまつにも少し触れる)。
うろ覚えで書くので間違い多いかも。
ちなみに変換が面倒なので、禍威獣とか禍特隊はそのまま怪獣、科特隊と書く。
いやマジで米津玄師の主題歌聴いてる時がこの映画見てて一番良い気分でしたね……。

(追記:この映画をネタバレ抜きで語る最も最適な言葉を後から思いついたので、ここに追記する。「大きな子供向け特撮映画」だ。子供ではなく大人でもない、体の大きな、歳を重ねた子供。大人は多かれ少なかれそうした自分を内に抱えている。この映画はそこに向けた、古いおもちゃを並べた博物館のような作品だった)

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ムーンナイト6話簡単ネタバレ感想

ドクターストレンジMoMも見たのだけど、そちらの感想はまた後日として、とりあえずサクッとムーンナイト。今回はネタバレ全開で行く。

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