今月に入ってからブルーアーカイブを始めた。

厳密にはバニーアスナ実装の時にアカウント作ってバニーアスナを引いてはいたのだけどプレイが続かなかった。
先月末にミカ実装でなんとなくログインしてミカを引いてはいたし、最近だとキサキ会長がバズってて可愛いなと思ったけど、それらをきっかけに再開したわけではない。
何をきっかけにと言うと難しいのだけど、なんか最近流行りがますますアツくなってきているのを感じていたし、ぼざろにハマっていたこともあって原作者のはまじあき先生がブルアカ同人出してて目についたのもある。

で、そんな感じでとにかく目についていたところ、どうやらストーリー、特にエデン条約編が面白いらしい(しかもゲーム進行関係なく読めるらしい)ということで、じゃあストーリーだけ読むかという気持ちで読みはじめた。
ブルアカはゲーム部分がかったるいと思っていた(なのでバニーアスナの時に続かなかった)ので、ゲーム進行と関係なしに読めるというのはありがたかった。
実際には、エデン条約編のクライマックスで育成キャラバトルを強いられてしまって一度詰んだのだけど。まあそれはいい。

ほとんどメインストーリーしか読んでいないけれど、たしかに面白かった。正直世界観や設定で飲み込みづらいところはあり(大人のカードみたいにわざとそうされているのもある)、過去イベントやキャラストをやってないと誰だこいつ何の話だってなることも多いのだけど、それでも読ませてくれるテキストでぐいぐい引っ張ってくれる。
日常パートでしっかり尺をとって掘り下げられているから、シリアスなシーンの展開が光る。
ベタな展開でもその辺を丁寧にやってくれているので映える。

正直なところ、エデン条約編に限らず他のストーリーでもけっこう泣いてしまった。
自分がそういうテキストゲームをあまりやっていないので引き合いに出すものがないのだけど、個人的には逆転裁判をやったくらいの満足感があった(逆転裁判で泣いたことはないのだけど……)。
年をとってかなり涙もろくなったなあと思う。昔は「泣いた」みたいな感想を小馬鹿にしていた事もあったのだけど、今はもう、泣いちゃうから仕方ないよなあ!という気持ちになっている。
泣けたから良い泣けなかったから悪いというものではもちろんないのだけど、ブルアカに関して言えば、泣けたし良い話だった。良かったです。

今のところはメインストーリーを(今やってるF.SCT攻略戦も含め)全部読み終わったところで、ミカの絆ストーリーを中心に進めている。ミカの方は今のところ4話まで読んだのだけど、エデン条約編の後日談的な側面があると思っているので。

しかしやっぱりゲーム部分はなかなかしんどい。
そもそも自分はついこの間ほとんどのソシャゲ(基本無料のガチャゲー)を引退したばかりで、なぜ引退したのかというと時間と体力を取られるからだ。そしてブルアカのゲーム部分も結構時間と体力を持っていかれる。スキップチケットがあるのが救いではあるけれど。まあ、つまりはゲーム部分がしんどいのはブルアカに限った話ではない。
今のところ引退したほかのゲームと違うのは「ストーリーを読みたい」という継続の原動力があるところ。
ゲーム進行と無関係にストーリーをひと通り読めたというのがかなり効いているし、実際ストーリーは自分がやったソシャゲの中ではトップクラスに良い。
ゲーム性よりもストーリーの方が自分は優先順位高いんだなあと思った。ストーリーが気になる限りは離れないし、ストーリーでキャラが好きになったらガチャ引いちゃうし。
ただ、ストーリーの更新がない間にもプレイするかというと微妙なところ。とりあえず今はやって育ててみてはいるけれど(ストーリー内でも大人のカードで手持ちバトルとかあるし)、しんどくなったら辞めるかも。

とりあえずはそんな感じ。
繰り返すけれど、本当にストーリーが楽しめたので、やはり流行りに乗るのもいいなと思った。ぼざろもそうだったけれど、最近はそういういい出会いが多い。
ブルアカは今後のストーリーが大はずしでもしない限り当面続けると思う。