0年0月
破戒(2022)を観た

破戒(2022)を観た。
見終わったあとのエンドロールで、全国水平社設立100周年記念で製作されたんだということを知った。なるほどそういう理由で今映画化したというわけだ。
もう本当に全く自分の守備範囲外の映画だったのだけど、諸事情で見ることになり、なおかつ時間がシビアで結局遅刻してしまい冒頭を見逃してしまった。とはいえ大事なところは見逃さなかったと思う(後述)。

何回も映像化されている島崎藤村の小説であり、明治に刊行ということで、青空文庫でも既に読める。なのでネタバレとかは気にせずに書いていく。

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NOPEを観た(ネタバレ感想)

NOPEを今更ながら見たのでネタバレ感想。

事前に言っておくけれども、ネタバレ厳禁系の映画なので、観るつもりが少しでもあるならネタバレを見ないことをおすすめ。
あと予告動画もポスターもパンフレットも見ない方がいい。
怖めの映画なのでそこだけおさえといて。血もあります。

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コミティア141に出た

9月4日のコミティア141にサークル参加しました。
こちらで告知するというところに頭が回らずすみません。
まあ……最新動向はツイッター見てくれよな!と言うにはツイッターでもあんま直前まで告知とかしてなかったんで……すみません。

で、当初はサークルカットに描いたメイドキャラの漫画を描こうと思ってたんですが(カットに描いたからと言うだけの理由で)、話がなんか続きものの途中の断片みたいなのしか出てこなくて、他キャラのキャラデザも全然出てこなくて、結局挫折しました。
何も出すもの(出せるもの)が思いつかないと悩み続け、気付けばイベント直前の8月29日、そうだ、コミティア141の嘘レポをそのコミティア141で頒布すれば面白いんじゃね?という悪魔の天啓が降りてきました。
ちょうど仕事の異動切り替わりで引継ぎ業務に集中していたため直ちには手をつけられなかったんですが、上記の挫折も内容に盛り込んで9月1日にプロットを作り、2日と3日の2日間でコピ本16P(あとがき除く本文漫画12P)をなんとか描きました。
多分自分史上一番無理があったと思うけどなんかできました。
作業にかけた実時間は24時間くらいでしょうか。でもできる人はこの時間でもっとちゃんとしたのができるんだろうなあ。

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安倍晋三銃撃事件について(雑談)

最近この件に絡んだ話を話しているので、発端のこの事件についても取り留めのない文章だけれど書いてみる。

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安倍氏の国葬について(雑談)

安倍氏の死去に際して国葬儀が行われるらしいと聞いた。もう決まったのか、どう決まったのか、よく調べていないが、世論としては賛否がかなり分かれているらしい。それはそうだ。

まず初めに書いておくと個人的には反対である。だって吉田茂以来と聞くと、そもそも国葬とはなんなのか、何故これまで元首相の死去のたびに行われてこなかったのかという疑問が出てくる。80年以降は「内閣・自民党合同葬」が踏襲されてきたということで、つまりは伝統的な行事ではないということだ。
自分は実は保守的な考え方をする方なので、「いきなりなぜ今頃になって新たに吉田茂の真似事をするのか?」という方向に関心がいく。

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新興宗教と政治(雑談)

安倍元総理が銃撃された事件で、宗教(特に新興宗教)と政治の関わりについて注目が集まっている。
特に安倍元総理および自民党と統一教会の関係性について注目する人をよく見る。

20年くらい前にネット右翼的思想になびいてしまっていた人間としては、自民党(特に安倍氏)を始めとした政治家と統一教会の関係の深さはネット右翼内でもネタとして言及されていた記憶があるのだけれど、偽の記憶かもしれない。なんにしても、日本の保守勢力と朝鮮半島の親密なつながりは韓国人ヘイトの流れの中でも知られていたはずである。
それを当時のネット右翼がどう捉え総括したかは記憶にないが、たしか、相互に利用し合うあくまで思想より実利を重視した関係と解釈して受け入れていたような気がする。
本来のネット右翼的思想からすれば朝鮮半島の影響は排除する方向性を主張して然るべきなのだけれど、実際には排外主義よりも現状追認の色が濃い思想なので、そういうジレンマを抱えたまま都合のいいところ以外見なかったふりをして引き続き排外的な主張を続けるというのが、当時のネット右翼から今のネトウヨまでのありがちな流れになる。都合の悪い現実が現れた時には、ひととおり形式的に文句を言ったあと見なかったことにするか、アクロバティックな解釈で追認する方向に動く、あるいは両方を行うというのが、以前ネット右翼になびいていた自分の印象である。
あと当時のネット右翼は現在に比べて不真面目な(冷笑的態度を取る)層が多く、逆にそれがネット上で勢力を広げる要因の一つでもあったと思うのだけど、政治やマスコミを嘲笑の対象やネタとして消費することで自らの賢さを自己確認して楽しむようなノリがメインだった。なので、第一次安倍政権が終わった時には、ネット右翼内でも安倍氏は嘲笑されていたと記憶している。最近ネット上での政治談義に目覚めたような人からすれば信じられないと思う。ネット右翼の潮目が変わったのはローゼン麻生及び民主党政権誕生あたりからだろう(ちなみにこの文章内では潮目が変わる前と後で呼称をネット右翼、ネトウヨと分けている)。

その上で現在のネトウヨ界隈の今更な反応を見るに、この20年の間に世代交代が行われたような感覚を受ける。「知ってたけど何か?」で済ませようとする人が一定数現れると思っていたのだけど、意外とみんな知らないというか、「知ってた」系反応はリベラル(古めのネトウヨ風に言えばサヨク、パヨク)に多かった。
過去のネット右翼がリベラルに移行したパターンというのもあるのかもしれないが(自分もリベラルという程でないがその気はある)、当時のネット右翼はその熱意や思想を継続せず、現在で言うと冷笑系に立場を移したような気がする。その方が元々のネット右翼のノリには近い。在日を排除しろと運動するより政治に熱心な人間を嘲笑するという方に重心を置いている人間の方が当時は多かったし、そこには中韓のパクリ問題、反日教育、抗議デモ等を行うプロ市民や、政府に難癖をつけて邪魔をするしか能のない野党、そういった「インターネットの常識」が醸成される流れがあった。(先行者ネタで笑っていたのももしかしたら含まれるかもしれない)
そういう中で、安倍元総理銃撃から少し時が経つと、犯人の背景や、政治と統一教会の関係性を、「政治に熱心な人間を嘲笑する」ツールとして使う人々も増えてきて、ひょっとするとこの辺にネット右翼が分派して世代交代したのかもしれない。

そんな現状で、とりあえず自分と関わりのあった新興宗教について、政治との関連なんかも含めて雑談レベルで語ってみようと思う。ちなみに自分は統一教会とは全く関わりがなく、ネット右翼思想になびいていた頃に初めて政治癒着の流れで名前を知ったくらいである。

なお、ここで扱う宗教については、カルトと書くと別の意味を帯びるので、新興宗教と書く。例えば宗教でもなんでもなく悪質商法も行わない思想でも誤りさえ含んでいたりファナティックであったりすればカルトと呼ぶような用法があり、そのようなカルトとカルト宗教を同列に並べて相対的に宗教側の悪質さを緩和するという詭弁が、現状公然とまかり通っている。
それを置いてもカルト映画などの言葉が存在するとおり、カルトという言葉は新興宗教の実態よりもカジュアルな印象を与えてしまう。であれば新興宗教と書いた方が、ほとんど文字通りの印象しかない分、幾分実態に近いニュアンスになるだろう。

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