うちの母親は「今しがた」というような意味で「今こそ」と言います。
一般的に使われる「今こそ~の時!」とか「君こそ!」みたいな強調の意味を持ったbe動詞みたいな意味の「こそ」ではなく、「今こそ食べた」というような言い回しですね。
ちょっとにせぞーは他で聞いたことがない言い回しなので方言なのかなと思います。
応用で「昨日こそ」とかもできるので、「最近~したばっかり(したところ)」という意味では「今しがた」よりも汎用性と省略性を両立できている気がします。
母親は博多と鹿児島の両親に生まれた子なのですが、鹿児島の祖父が先日「昨日こそ」と言っていたのを耳にしたので、鹿児島の方の方言なのかな?
ネットで調べてもとんとわからず。

父方の祖母は大分の日田の方の出身らしいですが、「わざわざ」という意味で「しゃっちもっち(ちゃ?)」と言います。
こちらはネットで同様の方言として大分弁ではないですが「しゃっち」がヒットするので、その亜種かな?
祖母が「しゃっち」と言うのも聞いたことがあるような気がしますが、もっぱら「しゃっちもっち」ですね。
大分弁については祖母いわく日田と玖珠でも違う(祖母は玖珠に嫁入りした)といい、例を聞きましたが忘れました。

大分弁についてはネットでひっかかるものでも市販の方言辞書でも、にせぞーはわりとよく聞くけど収録されてないなあというものがしばしばあります。というかあれらはあまりにも少ないし明快な単語しかないので、きっと他に学術的に系統立った資料があると思いたい。
方言の研究してる人は大変だなあと思いつつ、面白い研究対象だし、大切なことだなあと思います。一度そういった方にお話を聞いてみたいですね。

そんな気持ちからコミティアで2回ほど大分弁漫画描きますよーと言い、主に周囲(特に祖母と祖母の交流相手)の話に耳をそばだててリサーチしたりもしたんですが、話がどうしてもしっくりいかず断念。その節はごめんなさい。
恋愛漫画にしたのが無謀だったのか知らん。
でもキャラ作っちゃったし大分弁についてなにがしか発表したいしで諦めてはいない。いないが…

とにかく、まあ、方言については少し関心があります。
なんかいい資料とかあれば教えていただきたいですね。


市販されているおそらく唯一の大分弁の本。
内容は基本的な大分弁を箇条で羅列しているだけで量もさほど多くなく、元々が新聞の一コーナーにすぎないこともあり、とくに厳選されてるわけでもなく言葉のチョイスに疑問が残ります。
ネットの個人ページレベルですが、物理書籍として多く刷られたことに意義があるでしょう。
もっと詳細な資料が欲しい…。

どうでもいいけど方言の例文とかって、実際にはほとんど聞きもしないような響きの文章が多くて、なんかキメラっぽい感じがします。
地域差とか考えんで組み合わせちょるんやねえかなあ。
にせぞーはわけえし訛りうしい方やけんそう思うんかもしれんけど。
なんちて。