コミティア153に参加した。9月7日、東京ビッグサイトにて。
スペースに来ていただいた方、本を手に取ってくださった方、ありがとうございました。
今回はコミティア153向けに考えたストーリー二種がどうやら作業期間的に無理っぽいとわかったので、そのうち片方の準備号的なキャラクター紹介を4p、余ったページに簡単な日記漫画を3p描きコピー本にして頒布した。100円。
事前の予定を実行できなかったことはかなり悔しいが、全ては実力不足が悪い。画力が足りないと何を描くのにもめちゃくちゃな時間がかかる。今回の案を次回に持ち越す形で準備しよう。
今回は内容的に、初見の人のウケが悪い=試読した場合の購入率が低いだろうと思い、初見の人向けの部数を絞った。
その上で、ツイッターで増刷の希望を募り、その分だけ刷数を増やした。
フォロワーはいつも1人か2人しか来ない(しかもそのうち1人は増刷希望を出した人だと思われる)ので、その想定から少し増やす形で部数を決めた。
結果、初見の人の購入数はピッタリ目論見通りだったけれど、フォロワーの購入希望が想定より多く、2回、追加で刷ることになった。追加で刷った分スペースにはいられなかったし当然本もなかったので、その分だけ初見の人の機会損失があったものと思われ、先程目論見通りと言ったけれど、実際にはそうではないと思われる。
フォロワーの購入希望が想定より多かったのには2つの理由がある。
1つは、単にフォロワーが増えたこと。今朝、サークルチェックがてらにコミティア参加者とわかるアカウントをメインアカウントとコミティア用アカウントでかなりフォロー・RTした結果、その分の反応が返ってきた。また、前回の見本誌読書会でフォローしてくれた方もいたようだ。
もう1つは、Twitterのメインアカウントにて前日に宣伝したこと。前回まではサークル名とスペース番号を秘匿していたが、今回からはスペース番号を公開した。そのため名前を知っているフォロワーの人が来訪してくれた。
今回からスペース番号つきの宣伝を解禁したのにも理由がある。以前まではメインアカウントとサークルを紐づけたくなくて、メインアカウントでの宣伝ではつながりを隠していた。その理由はまあ身内バレとか創作意欲とかそういう複合的なたぐいのものだ。
ところが前回(コミティア152)から、コミティアがネット上に載せるサークルリストにおいて、スペース番号とサークル名と代表者名が併記されるようになってしまった。それまではティアマガか自分のサブアカウントを見ないとサークル参加の実態はわからなかったのだけど、こうなるとメインアカウントで秘匿したところでなんの意味もない。
秘匿しておくのは創作意欲にも良い影響をもたらしていた。コミティア145において初めて無告知参加を行った結果、逆にテンションが上がって創作意欲がかなり向上したのだ。その時出した漫画にもポジティブな反応が返ってきた。なのでそれを続けていたわけだけれど。
そういうわけで部数については失敗したなと思う。具体的な数字を出してしまうと、今回当初の部数は見本誌除いて6部だった(つまり上乗せ2部を除くと初見向け4部)。そのあと合計6部増刷して2部余ったので、次回からは少なくとも10部は用意したいところ。10部以上用意するとダダ余りになるのが常だったのだけど、もう余ってもいいやというスタンスで行こう。
部数を見てやる気あんのかと思われるかもしれないが、ウチみたいなコミティア最小規模のサークルは一回の売れ行きは1〜5部くらいだと思うので、持ち込み数はともかく、売れ行きの見込みはこんなもんだと思う。
今回はその他にもいろいろと失敗があったなと思ったので、別途まとめて次に活かしたい。
そういえば、10時30分より前、サークルスペースに着いた時、無地ベージュの服を着た女性が自分のスペースを訪れた。巡回スタッフだと思ったので言われるがままに参加登録カードを渡し、見本誌はまだ準備が出来ていないので渡せないと言うと、時間内は近くにあるワゴンに持っていき、時間外は見本誌コーナーに持っていくように言われた。腕章は確認しなかった。今は時間内でも巡回に間に合わなかったら自分で持ってくのか〜と思った(これは事実かもしれないが、昔は時間内ならスタッフの再巡回を待っていた)。
ところがその後腕章をつけた男性が巡回しに来て、そんな女性は知らないと言う。「スタッフは担当の島しか回らないはず」などと別のスタッフと相談していたことからも、彼が本来ウチの島の担当だったのだろう。
とりあえず彼に見本誌を渡したのでそちらは問題ないと思われるのだけど、はたして自分の参加登録カードはどうなったのだろう。あれが見つからないと、入場したのにスペースにいなかったことになって、ダミーと見なされてペナルティを食らったりしないだろうか。心配。
コミティア154にも申し込んだので、参加できた時はよろしくお願いします。