きみの色を観た。9月17日、立川シネマシティにて。極上音響上映。

★★★☆☆

面白かった。というか、かわいかった。かわいくて優しい映画。

まず主役の三人がかわいい。
主役の三人以外もかわいい。
水金地火木土天アーメンもかわいい。

ライブシーンで急に音量が大きくなったので結構びっくりした。

以下ネタバレ含む。

きみが祖母に告げずに退学しているのだけど、高校の退学が保護者の了解なしで済むとかあるのだろうか。見てる間そこがずっと引っかかっていた。話の前提となっているので。

学校に行くふりをして古書店でバイト、というのがなんか、全然関係ないのだけど自分の不登校時代を思い出した。学校に行ったふりをしてぶらぶらしたり、家にこっそり帰ったりしていた。

きみがルイに思いを寄せている描写があり、普通こういう時はきみの立場が主人公になるのだけど、そうではなくてある種傍観者としてのトツ子が主人公なのが面白い。
トツ子が人間関係の中心になっているし、曲作るのも一番早いしで、すごいなと思った。水金地火木土天アーメンは才能溢れすぎ。

トツ子が見た色はきみが青、ルイが緑、そしてトツ子自身が赤ということで、光の三原色になっている。三人揃えばどんな色でも作り出せる。そういうことだろうか。
まあ、トツ子自身が見た赤は空に手をかざした時の色なので、普通に血の色な可能性はあるけれど、そうではなくてトツ子の能力で見えたということにした方がいいだろう。

あとかわいいと連呼しておいて申し訳ないのだけど、きみのショーパンから生えるふとももがエッチすぎてめちゃくちゃそこばかり見てしまった。女の子のショーパンから生えたふとももは本当にやばい。

反省文(曲)のイントロ、めちゃくちゃBlue Mondayを彷彿とさせてびっくりした。急に音がでかいのもびっくりした。急に爆音でBlue Mondayを!?

予告で先に流れていたのが水金地火木土天アーメンでそれがすごくハマっていたので、後に本予告でミスチルの曲(in the pocket)が主題歌として流れた時だいぶガッカリしたのだけど(別に曲が悪いとかじゃなくマッチングの問題)、スタッフロールで聴く分にはこれはこれで合ってるかもなと思った。
でも最後を締めるのはやっぱり水金地火木土天アーメンなんですね。(ポスクレ)

あと水金地火木土天アーメンが相対性理論っぽいと言う人がそこそこいるので、ここで自分の意見を言うと、全然相対性理論っぽくはないと思う。
まあ、シンクロニシティーンまでしか聴いてないので、それ以降の相対性理論っぽいというならわからないけれど……。