バーガーキングの新商品(というには発売してから数週間経っているようだけど)のピックルボールバーガーを食べた。
3枚のワッパーパティを11枚のピクルスと一緒にライスパティで挟んだという代物。
自分はピクルスが好きなのでその点に期待をかけて行った。
感想としては、ご飯!肉!ピクルス!味付けはほぼなしの素朴な味!って感じで、高い値段(単品1790円、クーポンで300円引き)に見合う味ではなかった。
米と肉とピクルスが全く相乗効果を生み出さずバラバラ、わずかな塩コショウとピクルスの塩味があるだけ(その塩味もかなり薄く感じる)で、非常に淡白な肉の味に支配されていて逆に味が無いとすら感じる。
それでいてかなり油っこいので、味が無いのに重たさだけがあり、食べててうんざりしてくる。二口目くらいでもう飽きる。
これで初めて気づいたのだけど、ワッパーのパティって肉の旨味とか全然なかったんだな。
これほど淡白な肉肉しさに支配されるなら、ピクルスが30枚はないと味のバランスが取れない……というのはおれがピクルス好きなだけだけど、それにしても11枚もあるピクルスの存在感が薄く、完全に負けきっている。
旨味が足りずパサパサして油っこい巨大肉3枚について、なにもフォローがないのはきつい。ワッパーは各種具材とソースが肉自体の物足りなさを補完していたんだなと実感する。
これならライスもピクルスも抜きで肉だけ提供すればいいじゃんって感じ。ピックルボールとピクルスをかけるなら、普通のワッパーにピクルス山盛りの方が絶対においしかったはず。
まあ、これがおいしいと思う人もいるのかもしれない。
自分は、まあ、まずいとは言わないが、めちゃくちゃ退屈で、飽きの早いバーガーだと思った。
あと、ライスバーガーの類を食べるのがもう記憶にないくらい久しぶりなのだけど、出来たてはご飯が熱いのでなかなか手で持てなくて難儀した。手が猫舌(?)なので。
しかしバーガーがパンで挟まれているのは合理的でもあるんだなとも思った。