0年0月
241205雑感

最近、Twitterとかに書き込むよりここでダラダラ言葉を書き殴ることの方が多くなった。見ればわかると思うけど。
リチウムを増やした影響でちょっと行動様式が変化したのかもしれない。実際リチウムを増やしてから若干ではあるが、気分が良くなったというか持ち上がったような体感がある。
公衆の面前より自分の家の方が安心するみたいなものだろうか。一応ここも公衆の面前なのだけど。

最近はWith Greenというサラダボウル専門店に時折行っている。野菜が食えるから。
自分は好き嫌いが多いのでカスタムサラダをもっぱら頼むのだけど、Mサイズでスープとセットにして約1500円。安くはないけれど、自宅で考えなしに野菜のサラダをやるよりも、美味しく野菜が摂取できる。時々はレタスをもさもさ食べておきたくなることもあるのだ。
Mサイズでも量が結構あるので、満腹になるかはともかく、満足感があって良い。自分は満腹中枢がイカれているのでその辺の感覚はわからないが、ほぼ野菜だけで1食済ませられるなら、健康にもいい。タンパク質は別途取りたくなるかもしれないけれど。
あと、サラダなので、提供がマクドナルド並に早い。待つストレスがないのもいいところだ。

Cintiq pro 22が届いた。スタンドとセットで。
店頭で見た時の印象よりかなりスタンドの印象がデカい。重い。疲れた。ネジ穴が一本、ずれてしまったのか最後までうまくはまらなかったが、強引にねじ込んだ。
完成させてみると、うちには27インチのモニターがあるので、相対的に22は小さく見える。これでうちのモニター環境はFHDの21.5インチ、WQHDの27インチ、4Kの21.5インチ、バラバラなマルチディスプレイでもうめちゃくちゃ。27インチのモニターを液タブの上に配置したいのだけど、モニターアームの高さが足りず、下の端1/9くらいが液タブに隠れてしまう。まあいかたない。
当初の予定通り、スタンドで液タブをほぼ縦にして最大まで持ち上げて使うことにした。デスクと椅子は自分の姿勢に適切な高さに設定しているのだけど、その設定だと液タブを最大まで持ち上げてもまだ若干低いまである。まあ、電動昇降デスクなので、描く時だけデスクを上げればいいのかもしれない。
スタンドを最大まで上げると意外にもキーボードが液タブの下に収まるので、よほど液タブを机の端ギリギリに配置しない限りは、キーボードを出し入れできる。Cintiq pro 22と27に取り付け可能な拡張テーブル6,380円というものがあり、Wacom公式の想定としてはそれにキーボードを乗せるという用途があるらしいので、スタンドを最大まで上げない場合はそれが必要になるかもしれない。
とりあえず動作の確認をしてみた。
まず、タッチ操作については、Wacomの高度なジェスチャは全てオフに。クリスタの設定で、「指でツールを使用」をオフ。
基本的にタッチ操作の基本は、二本指タップでUndo、三本指タップでRedo。クリスタでもデフォでそう設定されている。ただWacomの高度なジェスチャで三本指タップに何かが設定されていると(デフォルトでRadial menu)、三本指タップの時に追加でそれも起動してしまう(店頭展示はだいたいこの状態)。なのでデフォの状態だと、RedoとRadial menuが同時に起こる。勘違いしそうなのが(つーかしたのが)、Wacomの高度なジェスチャの三本指タップにRedoを設定してしまうと、クリスタのRedoと合わせてRedo二連発になる。なので、特に高度な使い方をする目的がなければ、誤作動を防止するのも含めて、高度なジェスチャは全てオフにした方がいい。
あと、特に意味はないような気もするのだけど、手持ちのIntuos proと併用できるかも試してみた。併用できた。ブランドストアでも確認済だったけれど、プロペン2で両方操作できる。Intuosのマッピング設定をCintiqに設定すれば、一応Cintiqの画面でIntuos操作ができる。まあ他のWacomの液タブと板タブの組み合わせでも全く同じだと思うので、液タブで描いてて手が邪魔だなと思ったら板タブに切り替えるとかもできる。意味あるかなあそれ。
21.5インチの4Kについては、液タブとして使う距離であっても、やっぱり解像度が高すぎる。アイコンとか文字とかメニューとか、目視したりクリックしたりするのが面倒だ。もちろんそういう用途で買ったわけではないので全く問題はないのだけど、他に通常用途で4Kモニタを買うとしたら、27インチでも小さいような気がするなと思った。別に4Kモニタだからといって4Kで表示しなければならないわけでもないのだけど、せっかくだからフルサイズ表示したいよね。せっかくだから。
ところで、液タブは届いたわけだけれど、フィルムがまだ届いていない。Wacom公式でセット売りしている、サンワサプライのWacom Cintiq Pro 22用ペーパーライク反射防止フィルム(LCD-WCP22P)をAmazonで購入したのだけど、ブラックフライデーのせいか、配送が遅い。というか、思ったよりCintiqの届くのが早かった。
店頭で展示してあるものにはフィルムは貼っていないのだと思うし、個人的にも別に店頭展示くらいの摩擦さえあればペーパーライクの描き心地が欲しいということは全くないし、1Kルームのほぼ真ん中で使っていても別にライトの反射はそれほど気にならないのだけど、なにしろクソ高い買い物なので、お祈り程度に画面を保護したいという気持ちが強い。レビューを見ると、このフィルムは芯がゴリゴリ削れるらしい……。そうなると昔使ってたようなステンレス替え芯とか欲しいところではあるのだけど、使うと今度は画面がゴリゴリ削れそうな気がしてそれもなんか怖い。昔はそれほど考えずに使ってたけど。
なんにしても、フィルムが届くまで本格的な使用は控えておこうと思う。

先日の戒厳令騒ぎに絡んで、韓国をバカにする日本人Twitterアカウントが多数存在するようだ。悲しいというか、情けないというか、恥ずかしい話だ。
史上稀に見る愚かなリーダーをトップに据えてしまったのは確かに結果的に見ればきついところではあるが(アメリカだってトランプ再選してるし、ままならない)、韓国の民主主義や、戒厳令を解除するべく動いた韓国の国民、議員、あと国民に手を出さなかった軍人や警察、それらの良識と自律的決断を称賛こそすれ、そのいずれかに粗を探してコケにしてやろうなんてことは考えもしなかった。(まあ、もちろんそうでない国民や議員、軍人なども多くいただろうが)
今回の出来事は韓国において民主主義が国民の多くに根付いていることの証左だと思う。法的に定められていることも大事だが、国民一人一人の中に根付いていることが何より大事なことだ。
同じことが(例えば緊急事態条項が憲法に盛り込まれたあとの)日本で起これば、いくらかの活動家や野党勢力の一部以外は誰もが消極的に現状を追認し、国全体が独裁者の言いなりになることが容易に想像できる。残念ながら日本には民主主義は根付いていない。政治家が汚いとかどうとか以前に国民の意識の中に民主主義がない。民主主義を自分で勝ち取った歴史がなく、真剣に考えたこともなく、数年に一度の選挙の度に一筆書いたり書かなかったりするだけで満足し、民主主義に基づいて抵抗する人々を異分子だと蔑視しながら安全地帯で生きてきて、そんな自分を否定もしたくないからだ。自分にも刺さる話ではあるけれど。
結局、そういうところが一部の日本人に出てしまっているのかもしれない。韓国を、あるいは抵抗する人々を、蔑視しないと気が済まないのだ。それで自尊心を保っているから。人によっては娯楽感覚ですらあるだろう。
別に韓国が理想の国だとは全く、まーったく思わないし、今回奇跡的にいい形で収まったと言っても、今回のことが禍根となって色々と困難な時代を迎えるだろうとは思う。
でも今回のことで日本人が韓国をバカにできる道理は、自分にはないように思われる。もし腐したくなっているのだとしたら、それはまあ、やっぱり、平和ボケってやつなんじゃないですかね……。

映画を観た リターナー 4Kデジタルリマスター

リターナーを観た。12月4日、TOHOシネマズ立川立飛にて。4Kデジタルリマスター版。

リターナーは見たことがないのでこれが初見。漫画家の窓口基さんが3日にツイートしているのを見てなぜだか無性に気になったので翌日即鑑賞。なにしろ上映期間は5日までなのだ。

(旧作なのでネタバレ配慮はなし)

見た結果は、面白かった。
ちょっと全体的に演技が微妙な感じがあったり、宇宙人がETだったり、一部劇伴が(感動系のやつ)ちょっと変だったり、弱ったダグラの扱いがかなり雑だったり、粗を探せば無限に出てきそうな気もするけど、総合的にはエンタメとして楽しめたので良かった。

4Kリマスターの効果も、まああったんじゃないだろうか。こういうのはよくわからないのだけど、少なくとも、この映画は解像度からして粗くて古いな〜!みたいなことは感じなかった。
この辺は元々この作品が単色の画作りを多用していたのもあるかもしれない。リマスターしても残る粗さみたいなものがあったのかもしれないが、色相が統一されている画面だと色が馴染んでいい感じのノイズに見える。

ただ、事前にチラッと見たあらすじでミヤモトの異名が「リターナー」だと知っていたので、逆にその異名について全く作中で触れられなかったのが驚いた。これじゃ単なる裏設定だよ。ミヤモトがリターナーだという前置きがあってこそラストのミリのリターンするが効いてくるんじゃないのか。
映画だけを見ると、ミヤモトはなんだかよくわからん裏稼業の人間ということしか伝わってこなかった。

擬態宇宙船が格好よかった。戦争中ならまだしも、2002年の段階でボーイングに擬態する意味は全く分からないが、ボーイングがガシャガシャと変形する姿は良かった。

溝口のものが特に印象的だったのだけど、キャラによって使用する銃が違い、都度都度強調してくれるので、銃もキャラクターの一部という感じがあってよかった。この辺のセンスはコミックな感じ。

全体的に演技が微妙だったのだけど、溝口のキャラクターはそれも含めてなんだか独特の空気を纏っていて面白かった。

241204雑感

ソファが要る。
我が家には腰を落ち着ける場所が床以外で2つある。ベッドとデスクの椅子だ。
ベッドを出ればデスクの椅子に座ればいいと思っていたけれど、どうやらそれは間違いだったらしい。元気な時、何か机上で作業しようとする時、などはデスク前の椅子に座っていられるけれど、それ以外のちょっとしんどい時に安らげる場所ではない。
そうなるとベッドの上しか居場所がなくなるのだけど、寝る時以外でベッドの上にいるのは生活リズムの面でめちゃくちゃ良くない。可能な限り避けるべきだ。
あと残るは床くらいしかない。
というわけで、ソファが欲しいなと思った。次に考えるのはどんなソファが欲しいかだ。
1Kで部屋が狭いので一人がけかとも思ったのだけど、頑張れば二人がけも設置できそうではある。この場合、どちらかにできてどちらかにできないことを考えた方がいいかもしれない。
例えば一人がけは比較的小さくて軽いので、一人でも配置替えがしやすいと思う。二人がけは広々としていて体を広げられ、軽く横にもなれる。悩ましいところだ。
背もたれは高めがいいなと思う。デスクチェアと違ってくつろぐのが目的なので、頭を多少預けられた方が好みだ。これはニトリでいろいろ座り比べて思った。実家のソファも背もたれがかなり高いので、子供の頃からそれに慣れているということもある。
ベッドの上から身を離すということで、けっこう生活改善に重要なのではないかと思っている。できれば早めに購入したい。

ゆうべ、韓国で戒厳令が出されたらしい。
政治や国際情勢には疎いので具体的な事はよくわからないのだけれど、夜更かししていてそのニュースが入った時はさすがに驚いた。ちなみに夜更かししていたのはブルアカの日課消化のため。そしてそのまま寝て気づいたら戒厳令は終わっていた。
受けた印象としては、大統領による戒厳令の私的な濫用、セルフクーデター、みたいなものかなと思っている。
こうした国家の危機に、淡々と……ではないにしろ決然と対抗した韓国国民や議員には尊敬の念を覚える。大統領は敵対勢力を民主主義の敵と罵ったけれども、実際の行動は真逆だったわけだ。
戒厳令が可能なこと自体どうかとは思わないでもないけれど、国会による戒厳令の解除も盛り込まれているのはそうなのかと思う。
日本では現状こういった事態はあまり考えられないが、自民などが進める改憲案には緊急事態条項が含まれており、仮にそれが通ってしまうと一気に他人事ではなくなる。さすがにそのような改憲案は阻止したいところだと改めて感じた。
また、韓国ではたまたま現大統領が全方位から嫌われていたらしいから良かったものの(それはそれでどうなんだ)、例えばトランプ大統領のように熱狂的な支持者(信者と呼んでもいい)が相当数存在する場合、今回のようにうまく沈静化できない可能性が高い。国を割る事態になるだろう。
上述のブルアカは韓国のゲームであり、クーデターも取り扱っている。別に今回のことと関連性があるわけではないのだけど、韓国人の間には歴史・制度を踏まえてこういう事態も有り得るという認識がうっすらあるのではないかとも思う。
まあ、素人である自分の認識としてはこんなところ。

241202雑感

先日、あらためて新宿マルイアネックスのWacomブランドストアまで行ってCintiq proの比較をしてみたのだけど、やっぱり、Cintiq pro27は値段も含めて特殊用途に見えるなあ、と思った。
作業領域の広さが拡大するというより、映せる大きさの問題……つまり、一定以上遠くから見る用途を想定してる気がする。具体的にどういう用途かあまり想像できないけれど。客や生徒にタブレットの画面を見せながらのライブペイントとか?それは別画面に映せば事足りるか……。
もちろん、それほどの大画面が作業領域として必要なケースもあるのだろうけど、机の前に座って絵や漫画を描きます、だと値段的にもサイズ的にも22までじゃないかと思う。現在のラインナップだと。

デスクトップPCの調子が悪く、症状のひとつに、デスクトップ上だけがフリーズする(タスクバーのアイコンや既に開いているウインドウなどは操作できる)、というのがあり、かなり頻度が高い症状なのだけど、ちょっとしたことがわかった。
どういったものかというと、デスクトップ上のアイコンが、カーソルを乗せてもクリックしても何も反応しない、右クリックしてもメニューが出ない、というものなのだけど、反応しないのは画面の左2/3くらいの範囲で、右1/3くらいの範囲は普通に反応する。デュアルモニターにしており、右にサブディスプレイを置いているので、メインディスプレイの話になるけれど。そういやサブの方は確かめてないな。
これを確かめたのも1回だけなので、次回フリーズした時はまた違うのかもしれないが、てっきり全範囲固まっているものだとばかり思っていたのでだいぶ驚いた。こういうことあるんだ。
まあ、だからどうしたという話ではあるのだけど。

そんなわけで、どういうわけかはともかく、Cintiq pro 22のスタンドセットを乗り換えキャンペーン価格で注文した。462,990円。24回分割払い手数料なし。
ローンの審査結果は明日以降になるのだけど、とりあえず注文したという結果は残った。
今までした買い物で一番デカい気がする。

241201雑感・ネットde真実の年代差

Twitterで気になるツイートを見つけた。
https://x.com/rindoh/status/1862126394500845993?t=63zWWUvqeThokZJfqBIYNA&s=19
引用「インターネットある程度やってきた人間であれば、ネットで蔓延るデマが既存メディアどころでないレベルになってきたことは体感的に理解できてるはずで、今は高齢者の方が(ネット経験が少ない分)ネットDE真実のメインになっている…という逆転現象が起きてることを強く認識させられた選挙戦だったな」

このアカウントの人については概ね好意的に受け止めてフォローもしているのだけど、このツイートを見て、ちょっとこれについては意見が違うな、と思った。
ちなみに、ここでの選挙戦というのはおそらく兵庫知事選が念頭に置かれていると思う(それを前提に話していくので、違ったらごめんなさい)。あと、この人は高齢のご両親がネットde真実にかぶれているのを度々話に出しており(今回も続くツイートで母親を引き合いに出している)、その身近な印象もあっての感想なのかもしれない。

ツイートについて、まず、インターネットをやってきた人間を過大評価しすぎだと思う。
体感的に理解……できてないと思う。インターネットをやってきた人達の多くが。たとえインターネットにデマが蔓延っていることは認識していても(認識・意識すらしていない人もけっこう多いと思う)、それでも既存メディアの偏向報道よりマシだと断ずる人だったり、そもそもデマの認識が違っていたりする(事実をデマと認識しデマを真実と認識している)。そこにインターネットをやってきた経歴はさほど関係ない。自分はリテラシーが高いんだぞ、なんて顔をしながら長いことインターネットをしているのに、最近ポッと出たクルド人差別にまんまと引っかかって乗っかっている、みたいな人だって普通にありふれている(まあクルド人差別は既存メディアの一つたる産経新聞も煽っているのだけど)。
これも結局は自分の体感に過ぎないのだけど、一旦反対意見を出してみたというところで、脇に置いておく。

次に、ネットde真実(以下、ここでは「ネットの情報に強く影響を受けること」と定義する)の主要年代層について。こっちをメインで語りたい。ネットde真実を強く印象づけられた点に選挙戦を挙げられているので、その選挙……兵庫知事選について簡単に。
兵庫知事選ではネット(YouTubeやSNSなど)の情報を大きく味方につけることで斎藤知事が当選したと言われている。なので、今回のネットde真実の主要層は斎藤知事に投票した割合を見れば簡単にわかると思われる。そこで以下の記事だ。
60代以下、斎藤氏が上回る 告発文書問題「重視」9%(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbeb37823a07de890ac89e5e785280aff73d9a3b
斎藤知事への投票率は70代が最も低く次に80代以上。一方で一番投票率が高いのは、10代か30代、それに続いて20代といった感じ。傾向を見れば明らかなのだけど、高齢者層ほど斎藤知事に投票せず、年代が若くなるにつれ斎藤知事への投票数が多くなっている。
今回の選挙戦からネットde真実の構成層を考えるなら、むしろ30代以下の若年層がメインになっていると考える方が自然ではなかろうか。
ちなみに高齢者層の投票率が低いのは、ツイート主の意見とは逆に、ネットの影響を受けにくかったからだと思われる。ネットに触れていない、ネットに触れても情報の取捨選択基準が若年層と異なる、ネットの情報にかぶれてはいるけど投票行動には影響しない……などが考えられる。最後のは直観的に想像しにくいかもしれないが、世代によって投票行動への考え方も結構違ったりする。

兵庫知事選以前の選挙にも、ネットを味方につけたと言われる候補があった。都知事選の石丸氏と、衆院選の国民民主党だ。年代別の投票率グラフ、検索して出てきたページを以下に。
東京都知事選挙 2024 勝因と敗因 小池百合子氏 石丸伸二氏 蓮舫氏 多くの支持を得た自治体は
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/008/25/
若年層支持、比例は大幅増 国民民主、朝日新聞社出口調査 衆院選
https://www.asahi.com/articles/DA3S16070872.html
いずれも若年層ほど支持が多い。国民民主は特に30代以下での支持が多く、石丸氏は30代以下においては小池知事を上回る支持率になっている。
これらの候補に投票した人がインターネットの情報だけを真に受けてそれだけを判断基準にして投票行動を行った、などと言うつもりはないし、仮にそうだったとしてもインターネットの情報が全て間違っていたと言うつもりもないが、個人的には、インターネットに影響されやすい世代なのかな、と思ってしまう。ネットde真実という言葉で表現してしまうとアレだけれど。

なんにせよ、現状、ネットde真実の主要層は高齢者層だ、ということは今度の選挙戦からは判断できない、ということが言えるのではないだろうか。
兵庫知事選に関しては他にも、ネットの情報にかぶれて斎藤知事を支持する高齢者を映したテレビ画像を指して、高齢者が若者と社会秩序の邪魔をしている、というふうなことをツイートする反斎藤の人も以前見受けられたけれども、その理屈で言うなら、実際には邪魔をしているのは30代以下の若年層である。そう、俺たちの世代なんだよなあ……。とはいえ一部を取り上げて全体化するのはあまり良くないことが多い。ましてテレビに映った一人の老人を取り上げて高齢者一般を語るのはちょっと行き過ぎだと思う。
個人的な印象としては、結局、ネットに触れることの多い世代がネットにかぶれやすく、ネットに触れることの少ない世代がネットに影響されづらく、つまりネットをある程度やってきたからと言ってネットの情報に耐性がつくわけではない、というシンプルな話な気がする。逆転も何もない。
先述のツイートはこれを書いてる時点で58RT119いいねと、バズるとまでは言わないがそこそこ多くのリアクションを得ており、一定数の共感を呼んだと思われる。結局のところインターネットはまだまだ若年層のものであり、高齢者批判の文脈に乗るとウケがいいのだろうと、自分は思ってしまう。

余談になるが、自分は子供時代ネット右翼にかぶれていたのだけど、あれが今のネット世論に与えた影響は大きいと思っている。反・既存メディアの色が濃かったので。反・自虐史観、反・日教組、反・野党、反・既存メディアといった感じ。日本においてネットの胡乱な情報が受け入れられる大きな流れは、既存メディアへの反発を強調したネット右翼から大きく広がったという印象を持っている。
あの頃ネット右翼仕草をしていた主に当時20代以上のネット利用層は、現在40代以上になっている。高齢化しているわけだ。
普通に考えれば、若い頃にネットにかぶれた人がそのままかぶれ続けて、40代以上がネットde真実のボリュームゾーンになっているはずだ。だが実際は30代以下のデジタルネイティブ世代がボリュームゾーンになっていそうなことが選挙結果から見て取れる。上の世代の一部が作って広めた環境に、下の世代がまるっと影響されている、ということだろうか。
まあ、あるいは選挙結果については、40代以上は昔ながらのネット右翼が多くて、今回流布された流言飛語とは思想的に合わなかったというだけかもしれない。ネット右翼……今は略されてネトウヨ……もなかなかおじさんと老人の思想になりつつあるから(もう既に?)、最新の流行にはついていけないこともあるだろう。
つか、それを言い出したらネットde真実も死語みたいなもんな気がする。代替語に何があるか知らないけれど。

あと、ネット右翼だった当時の自分からして、既存メディアはおじさんや老人向けの古い体質のメディアで、インターネットの方がいくらかまともという認識だった。別に何に影響されたというわけでもなかったうちから、元々新聞やテレビニュースはそんなイメージだったので、デジタルネイティブの今の若年層から見ても、既存メディアはそういう印象があるのかもしれない。既存メディアの何がそう感じさせるのか。
でも結局インターネットの情報も既存メディアがソースか、無根拠のデマかの二択みたいなものなので、インターネットの方がまともと感じるのも滑稽な話だったなと、子供時代の自分を振り返るといつも思う。

とりあえずこの文章で考えて言いたかったことは以下。
・インターネット経験と情報リテラシーは比例しない
・ネットの情報に影響される主要年代層は高齢者層だとは言い切れない
・30代以下の若年層がネットの情報に強く影響を受けて投票行動を行っていることが推測できる

また、次のようにも考えられるかもしれない。
いずれの選挙のグラフも、デジタルネイティブ世代の30代以下が同一傾向にあるため、今後の世代も同様の傾向を示すかもしれない、ということ。
だとすれば今後ますますネット(YouTube・SNSなど)戦略が選挙において力を発揮していくことになるだろう。
今回の兵庫知事選の有様を見た上で、それが明るい未来だとは到底思えない。早急に対策が必要だと思う。

以上の文章で30代以下の若年層を批判しているように見えるかもしれないが、上述のとおり、自分も若年層の1人である。若年層と自称することにいささかの抵抗はあるけれど、世間的には30代以下は若年層らしい。
なので、若年層が憎くてこのようなことを言っているわけではない。結局、ネットに触れただけネットの影響を受けるのなら、世代よりシステムの方に問題がある。良い影響ならば別に問題ないわけだから。
そういうことを考えるに、やはりインターネットに胡乱な情報や虚偽の画像を撒くことで収益を得られるモデルは社会的に有害だなと思う。YouTubeやTwitter(X)などで直接的に収益を得るのもそうだし。今現在は端的に言って、嘘をつく方が得なのだと思う。しかしその仕組みをどうやったら変えられるのか想像はつかない。
ネットに影響されることはしかたがない、ネットに有害な情報があふれるのも変えられない、ではちょっと悲観的すぎるか。

ということで、話は終わり。
ツイートを見た時に「あれ?若年層の投票率の方が高かったんじゃなかったっけ?」と思ったので、取り留めもなく書いてみた。ツイートの意図を履き違えている可能性があるので、そうだったらごめんなさい。

241130雑感

先日、11月26日、衝撃的な知らせが入った。
モバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズ、通称モバマスのサービス終了から一年半以上。出す出すと言われ続けてきた、モバマスのゲーム内容をつぶさに記した、いわば書籍版モバマス、モバマス辞典がついに予約を開始したのだ。
その価格、115,500円。
115,500円?
11万5500円!?!?
じゅういちまんごせんごひゃくえん!?!?
自分はモバマスにはそこそこの愛着がある。デレステにはさほどない。やはりモバマスこそオリジナルのデレマス、デレステは公式二次創作、という感覚があるし(言うてデレステももう10年経とうとしているのだけど)、自分の好きな声なしアイドルの主な出番はモバマスだった。デレステでは歌がセットになっているシステム上、声ありアイドルでないと出番が激減してしまうからだ(今は多少改善されたと聞くけれど)。ただでさえアイドルが190人いて出番が分散するのに。
自分がモバマスで最も推していて、同人誌まで出したのが大原みちる。声なしアイドルの一人だ。他にも好きなキャラはいるけれど、ほとんど大原みちるのためだけにモバマスを続けていたと言っても過言ではない。一体具体的に何がそこまで魅力なのかと言われると、ちょっと言葉に詰まるのだけど、魅力がどうとかではなく推したいという気持ちになってしまったのだから仕方がない。
モバマス辞典に話を戻すと、つまりこういうことだ。自分はモバマス辞典に含まれるわずかな(1/190未満)大原みちるのために、115,500円を支払えるか?
ファンだから買わないと!とかそういう義務感で支払っていい金額ではない。予約期間は1月31日まで。じっくり考えよう……。期限だけは忘れないようにして。

先日、欲しいもの(高いもの)のリストを記載した。(Amazonのいわゆる欲しいものリストではない)
その中でヘッドセットもしくはヘッドホン、あとマイクアームについて、特にこれと言った商品名を記載しなかった。
今回Amazonブラックフライデーにあたって色々Youtuberが商品を紹介しているのを見る中で、わりと信頼しているYoutuberがヘッドセットとマイクアームを紹介していたので、ここに記載しておく。該当の動画は以下。
Amazonブラックフライデー!祭りじゃあああ!先行セールからかなり安い! [アマゾンセール][超猫拳]
ちなみに以下に掲載するAmazonリンクはアフィリエイトではない。

まずマイクアームは以下。
Alterzone ALZ-M3 Microphone Arm アルミニウムプロフェッショナルスタジオマイクアーム モダン
定価6,880円のところ、セールで5,500円。お手頃だし、上記のYoutuberが実際に使用しているということなので。

オーディオテクニカ ATH-M50xSTS ヘッドセット 有線 XLR コンデンサーマイク ヘッドホン部: 3.5mmTRS接続 マイクロホン部: XLR接続 ストリーマー コンテンツクリエイター ゲーム実況 配信 ポッドキャスト【国内正規品】 ブラック
オーディオテクニカ ATH-M50xSTS-USB ヘッドセット USB 有線 ストリーマー コンテンツクリエイター ゲーム実況 配信 ポッドキャスト Windows MAC PS4 PS5 【国内正規品】ブラック
XLR版は定価24,000円のところ、セールで19,100円。
USB版は定価29,700円のところ、セールで21,600円。
これもUSB版は上記のYoutuberが実際に使用しているとのことなので、まあいいだろうと思う。
ただ、ウチには戯れに買ったRolandのVT-4があり、それで遊びたい気もするので、XLR版でもいいか?まあ、XLRマイクはもう持っているので、ヘッドセットで遊ぶ必要性はあまりない気もするのだけど、XLR版の方が安いというのもある。

また、上述の動画ともセールとも関係ないのだけど、新たに欲しくなったデバイスが以下。
Kensington ケンジントン USB スリムブレードトラックボール K72327JP ブラック
セール中なのに、セール対象外などころかむしろ高くなっているという謎。まあそれはいい。
このトラックボールは以前持っていたのだけど、弟にあげてしまった。あげてしまったのだけど、なくなってから結構便利に使っていたことに気付いたので、買い直したいなと思っているわけだ。
左右対称なので左手デバイスとして使える。お絵描きのお供的なという意味の左手デバイスではなく、普通に左手のマウスがわりとして。
もし左手でマウス的なものを使いたいと思っている人がいたらオススメ。トラックボールだから使用感にクセはあるし、ゲームとかはできないと思うけど。
ワイヤレス対応のProもあり、ワイヤレスと有線でデバイスを切り替えられるメリットはあると思うけれど、個人的には有線の通常モデルで十分だと思う。

ただ、上述したとおり、モバマス辞典を買うかどうか悩んでいる現状では、他の物に費やす金はないので、せっかくのセールだけど今回は見送りという感じ。
マイクアームは1380円くらいの差なら最悪非セール時に買うのもアリではあるのだけど、ヘッドセットは非セール時には手が出ないな。前回は7月ごろに大幅値下げがあったようなので、次の7月を待つか。他にもいいヘッドセット・ヘッドホンがあったら教えてほしい。

先日プロテインを購入した。
以前にも書いたとおり、マイルーティーンのブルアカコラボのキャラメル味がとても美味しかったので、再びマイルーティーンで、今度はストイックバニラ味というのを買ってみた。
これが先述のキャラメル味とは正反対で、あんまり美味しくない。いちばん辛いのは泡立ちがめちゃくちゃあって口当たりが悪いこと。キャラメル味は泡立ちが控えめで口当たりがサラッとしていてよかった。泡立ちはプロテインの美味しさに直結するなと思った。
あと個人的に、プロテインの色が白くてどこまで泡なのかがわからないのがちょっと嫌な気分。全部泡に見える。
とりあえず我慢して消費するけれど、次は何を買うか……。ブランドが同じでも味が違うとこんなに泡立ちまで違うのか。少なくとも、色が白いやつはやめた方が良さそうだ。

最近デスクトップPCの調子がおかしい。長時間(数時間~十時間程度)つけていると必ずどこかに不具合が出てくる。デスクトップの操作が効かなくなったり、クリスタの動作が著しく重くなってデータ保存できなくなったり(先日のコミティア原稿の時、これで何回もデータが破損して作業が巻き戻った)、そもそも全部フリーズしたり。
液タブを買いたいなあとか言っているときにこれでは困る。せっかく高い金出して液タブを買ったのにPCが動かなくなりましたでは話にならない。高い金を出してPCを買い直すまで、でかいモノリスを机上に置いておくはめになりかねない。
こういう時、自作PCの知識や技術が豊富だと違うのかもしれない。PCの壊れたパーツだけを取り換えることで安く済むということも可能ではなかろうか。それをチェックするやり方とかも全然わからないのだけど。
今のPCは当初VR機器の使用を念頭に置いていたこともあり、結構高い値段で買ったものではある。それでも5年くらい前のPCだから、壊れても文句は言えないかもしれない。
できれば次は、Dドライブも大容量めのSSDにしたい。Dドライブに主要なファイルを置いているけれど、アクセスが若干遅いのが気になるので。
あと、上述のVR機器(Valve Index)をもはや全然使わなくなったので、売却なりしたいのだけど、どう売るのがいいのかわからない。誰か教えてほしい。