雑記
Twitterがやばい話

特に詳しく説明する必要はないかと思うんですが、最近Twitterがヤバイですね。運営の一挙一動でみんなが慌てふためいている印象があります。思い返せばこのようになったのはイーロン・マスク体制になってからなので、まあイーロンが悪いということでいいでしょう。イーロン体制前はオタクのみんなも「Twitterは陽キャSNSを目指すな(ニコニコ)」といった感じでしたし。凍結等の不安もあれど結局それも今の方がひどいですしね。

まあそんなわけでみんなTwitterからの避難先を探したりやっぱりTwitterしかないと諦めたりしているわけですが、じゃあ自分はどうか。
結論から言えば、最悪ここ(個人サイト)があるので、Twitterがなくなってもどうしようもないということはないかなと思っています。このサイトを今のドメインに変えた十数年前から思っていることですが、自分の発信場所を一企業のサービスに任せっきりにするのはリスクが高いと思います。レンタルサーバーもまあ似たようなものかもしれませんが。
なのでどこのSNSが壊れても最悪ここがあるという備え?のために維持している面があります。縁が切れても私の名前さえ覚えていてもらえればここに辿り着けます。わざわざ探す人がいるかは置いといて。私も昔縁が切れた人が今どうしているかなと10年近く経ってから気になることがあるので。たいがい発信をやめていて、探しても見つかりませんが。たまに見つかった時は、話しかけるわけでもありませんが、元気でやってるんだなとけっこう安心します。
だから、ぜひ私の名前「ニセゾー」を覚えていてくださいね。検索もしやすいので。なにせ名前かぶりのいなかった1999年から名乗っていますから(まあ途中で一時期変えましたけど)。

で、じゃあ他のSNSには行かないのかと言うと別にそうでもなくて、むしろアカウントだけは積極的に開設しています。これは各SNSでも検索性の高さを確保するためにできるだけID名で「nisezo」を取ろうとしているからです。で、プロフで誘導だけ今はしています。
でも、Twitterほど人が雑多に多くてUIも使いやすいSNSはなかなかないですね。UIは慣れの問題かもしれませんが。Twitterがダメになったら、最悪人の多さは諦めるしかないかもしれません。
で、今のところ目をつけているSNSについて今のてきとうな所感を以下に書きます。

〇Bluesky
アカウント持ってないので中身を見れません。誰か招待して❤️
勝手な印象としては、ユーザー層に偏りがなさそうだなと思います。人の集まり次第かな。
分散型なのが不安要素(こちらの頭が追いつかなそうという意味で)。

〇Threads
まだ始まってないので何もわかりません。楽しみですね。
こちらもユーザー層に偏りはあまりできなさそうな気がします。

〇Instagram
あまり人と交流するためのSNSという印象ではないですね。
自分の使い方は、実名アカウントで画像をただ消費していくだけか、知り合いの生存確認だけみたいな感じです。交流や情報収集は別サービス使うかな。
なんだかんだで何年も続けているけれど、あまり正しい一般的な使い方ではなさそう。
実名アカウントとは別にnisezoアカウントもあります。

〇マストドン
分散型……?よくわからないですね……。
よくわからないままとくに流行らないままな印象。
PawooにコミックLOがいる。
自分がとってるのはpawooのアカウントだったりmstdnjpのアカウントだったりよくわからない。
よくわからないなあ。

〇Misskey.io
最近積極的に話題にする人が多いSNSですね。分散型……?
システムがわかりにくいことと、なんか雰囲気が……なことが難点ですね。なんだかイマイチ流行らないマストドンのわかりにくさをさらにわかりにくくした感じがあります。
自意識の高いインターネットのオタクに支配されている印象なので、そういうユーザーとの交流を求めてない場合には魅力は半減。ふたばをイメージしたらわかりやすいかも。
エロ絵描きが主にここを避難先に選んでる印象があるので、エロ絵が好きな人はいいかも。
アカウントは一応作ってあります。
io以外のMisskey鯖はわかりませんが、とりあえず人が一番多いとこが合うかだけ気にしたらいい気がします。

〇微博(weibo)
中国の最大SNSだったかな。
メリットはなんと言っても人が異常に多いこと。中国人がメインですが。作家さんならすぐに簡単にTwitterのフォロワー数を超えられる……かも。
難点は中国人ばかりなことと、全部中国語でよくわからないこと。マジでよくわからない。投稿も中国語を併記した方がいいですね。そこまで中国人向けに労力を使う価値があるかと言うと、そういうのはやはり個人作家さんかなと思います。
日本人が移住してコミュニティ形成するのは難しいかなと思います。中国語のとっつきづらさがデカすぎる。
ちなみに一応アカウントを作ってあるんですが、nisezoが登録できなかったのでnisezo2になりました。検索した限りだと名前被りとかしてなかったんだけどなあ。非公開アカウントみたいなのがあるのかな。
まあよくわからないので使うことはなさそうです。多分。

〇Plurk
台湾のSNSかな?よくわからないですがアカウント作ってあります。
絵描き向けな印象がありますね。なんとなく。
今回挙げてるうち自分が触れたSNSの中では一番使いやすそう。でもTwitterそのままではないので慣れも必要そうですね。

〇くるっぷ
過疎という印象しかないですがどうなんでしょう。
こちらもアカウントは一応作ってありますが……。

〇Discord
SNSというのとはまた違うけど似たような運用されてるサーバーが多いので入れてみました。
クローズドなので安心して仲良い人達で楽しめます。どこも内輪ノリが濃縮されて一部の人しか喋らなくなるのが難点ですね。まあこれはしかたない。オンラインサロンみたいなものかと。
また、安心感からかライン越えのヤバ発言が飛び出すことがしばしばあり、ヤバイ。ここは人権後進国。

〇Facebook
リア友のみんなは早くInstagramに移行してほしい。もうやってる?私が知らないだけ?あっ……。

なぜ映画の感想を書いているのか

最近(ここ一年とか?)、観た映画の感想を都度ここに書いています。読んでいただければわかると思いますが、かなり拙かったり、急いで書いてるのでその上雑だったりします。あまり人様に読ませる意識で書いてるものではないですね。
なぜわざわざ書くのかと言うと、他の人の感想を見るのが好きだからです。
自分は主体性というものがなく、他の人の感想を見るとすぐ鵜呑みにして内面化してしまうものだから、自分の感性の純度100%に近い率直な感想・印象・記憶というのはその時点で失われてしまいます。そうなると自分の体験が自分の中に残らないということになってしまうので、他の人の感想を見る前に急いで印象を書き留めて、予防しているわけです。それに、他の人の感想を見るとき、自分の中に比較対象を持っておくと、感想の違いも楽しいですからね。
つまり「他の人の感想を見たい」からその前に自分の感想を書く、という動機で書いています。
映画を観たあとは人と話したくなりますよね。自分には基本的にそういう人がいないので、ネットの感想を見て代替としています。

で、それとは別にマイランキング作ったりして遊んだりもします。これも人に見せると言うよりは考える作業自体が楽しいからやっているというところがあり、今度も2023年上半期ランキングを書こうとしているところです。あんまり時間がないし数見れないので年1、2くらいでランキング作って遊ぶくらいしかできませんが、もっと余裕があってもっと映画を観ていたなら、ジャンル別ランキングとか、今年の〇〇な映画〇選みたいなのをやっていたかもしれません。

映画を観るのはわりと好きですが、特に映画館で観るのが好きです。居心地がいいし集中しやすい。観ている間は何も考えなくて済むというのもあります(家とかだと他のことに気をやっちゃいますよね)。休日の娯楽の選択肢はまず映画館ですね。
オススメの映画があったら教えてくださいね。できればそのとき映画館で見れるやつ。

COMITIA145に申し込みました

COMITIA145に申し込みました。
抽選はないようなので、私の書類不備がなければ参加は確定です。
コミティアには申し込みだけして都度諸事情で参加できないのが続いているんですが、作品も全然描き進められず破棄しているため、ストックがない状態です。
まあ要するに何もしていないのですが、さすがに今度はちゃんと参加して何か出さないとなと思っています。
今の生活を始めて4年目になり、仕事以外の時間がどんどん取れなくなる中、ひょっとするとこの生活を死ぬまで続けるのかと考えた時、何も描いていないのは辛すぎると思いました。
きっと面白くないものができると思いますが、よければスペースに来てください。

ちなみに最近は諸事情で無料頒布にしていましたが、さすがに無料は印象が悪いのと、普通に金銭的に極めて苦しいので、たぶん今度からはお金をいただきます。
きっちり記録しておけば大丈夫なはずだと信じて。
ちゃんと赤字の価格設定にしておくので、安いと思います。
本当はお金儲けしたいんですが、上記の諸事情で絶対無理なので、せめてエクスキューズは用意しつついくらかの制作費補填だけでも試みる次第です。

今回はサークル名を変えてみました。「2号はもう死んだ!」というサークル名です。
別にサークルとして何か変わるわけではなく、私一人の何のコンセプトもないサークルのままです。
これまでは自分の名前「ニセゾー」をそのままサークル名にしていました。
どうせ自分一人なのだからサークル名も同じ名前の方がわかりやすかろうという趣旨でそうしていたのですが、別にその必要もないんじゃないかとふと思い直しました。
そして自分の気持ち的に、名前を看板にするのはちょっと気が引けてしまうようになっていました。
ろくに活動できていないし、あまり表に出られる人間じゃないような気がして…。
なのでちょっと、ツイッターでも告知せず、サークル名を変えてこっそりサークル参加しようと思ったわけでした。
何の意味もないんですけどね。
今後は人目を避けながら誰にも見られないようにこそこそと活動するのがいいのかも…なんて。
その考え方がおかしいのはわかっているんですが、まあそういう思考に取りつかれているのが今の自分なので、やりやすいようにやれる形が一番いいのかもと思います。
何かを負担に感じて何も描けない、途中で破棄する、というのをしばしばやらかしているので。
まあ、ここでは告知します。ここは自分だけのアジトなので…。

「2号はもう死んだ!」は昔から使っているTwitterのサブアカウントの名前です。
今は絵とかの作品掲示用アカウントにしています。
名前の由来はしょうもない話で、サブアカの名前がもともと「シックスクンニセクロス2号」だったのを、その名前が嫌になったので、2号を殺したわけですね。
だから2号はもう死んだ。あと、コピペの「あいつはもう消した!」が好きなのでちょっとインスパイアされています。
なので本当しょうもないんですが、なぜか気に入っています。
ニセゾーのニも2みたいなもんだし。

ちなみにサークルカットの子は最近ずっとよく描いているオリキャラです。
一応、宇宙森アキラという名前を考えてあります。
単に描きやすいからカットに描いただけで、頒布物に出すかは、あやしいところ。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースを観た

スパイダーバース2を昨日観たのでネタバレあり感想。1のイントゥ・ザ・スパイダーバースを未見だったので、予めそちらを観てから。最初はネタバレなし。

この前観たザ・フラッシュが年間ベスト級の快作だったのだけど、このスパイダーバース2も年間ベスト級で、後で上半期ランキングでも作ろうと思っている身としては困ったなという感じ。マルチバースを扱ったアメコミ映画でこれだけの作品が、日本ではどちらも同日公開というのも、贅沢というか、すごい。
アメコミマルチバース映画はザ・フラッシュとスパイダーバース三部作でもう打ち止めでいいと思えるほどの満足感で、もうこの二つだけでマルチバースの面白みは大体やりきってしまってるのではないか。
おまけに両方観た人ならわかるが、ストーリーが好対照になっており、それぞれ似たような題材の異なる方向性でエモーショナルに仕上げているのが面白い。(スパイダーバースはまだ途中だけれど、今作に限って言えば)。もっとも、ザ・フラッシュは過去が変わるタイムトラベルものである点がスパイダーバースとは決定的に異なるため、比較するとスパイダーバースの方が王道なつくりではある。

今作は三部作の二作目とはいえ、前後編の前編のような扱いになっているので、また三作目のビヨンド・ザ・スパイダーバースが控えているわけだけれども、この調子ならそちらの出来も安心だろう。なにしろ映像がすごすぎてそれだけで満足できる。
もちろん前作でも映像の凄さは感じたのだけど、スクリーンで見るとやはり迫力が違うし、個人的な印象では前作よりグレードアップしている気がする。細かく違いを言い表すことはできないけれど。例えばそれぞれのアースごとのアートワークの違いがすごく明確だったり、特にグウェンのアースでは、グウェンの感情に背景が対応して抽象化するような表現があるように、表現手法の多彩さも増している気がする。
そしてこの超クオリティの映像がいつまで経っても終わらない。いい意味で、この映画いつまで続くんだろうと思ってしまった。映像体験の密度が凄まじい。実際前作より結構時間が伸びているようで、だいぶ贅沢な作品だと思う。
あまりにも凄いので息付く暇もなく、映画館で買ったフライドポテトの存在を忘れてほとんど食べ損ねてしまった(退場時にあわてて口にかきこむはめになった)。

以下ネタバレあり。

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リバー、流れないでよを観た

リバー、流れないでよを6月25日(日)に観た。あまりこの手のスケールの映画は観ないのだけど、2分のタイムループというアイデアがとにかく面白くて、観ることにした。
2分の繰り返しで何ができるんだ!?ストーリーを紡げるのか!?という疑問がそのまま観る動機になる。
ちなみにヨーロッパ企画の作品は名前こそよく聞くものの自分自身は一度も見た事がないので、そういう意味でもちょっと楽しみだった。
そんなわけで簡単にネタバレあり感想を書いてみる。
初めはネタバレなし感想。

2分ループというワンアイデアでひたすら回すという感じで面白かった。
ループ中はとにかく2分間をワンカットで回し続けるので、ワンカット2分間ずっと演技し続ける役者の凄さみたいなものも感じる。観ていてその一芸に感心しきりだった。
また、ストーリーの時間感覚がリアルタイムと一致しているので、逆に言うと時間を操作して作品のリズムを弄るということが出来ない制約の中で、飽きないように不自然にならないようにストーリーの起伏を作るというのもすごく良くできていた。

で、まあつまるところこれって映画で舞台演劇をやっているようなものなんだと思う。舞台の上では場面転換が起こるまでワンカットで演じ続けることになり、そのワンカットの中で起こるドタバタの中に面白さがある。要するに2分間ごとに場面転換が起こる舞台のような感じだ。
そう思って観れば役者の演技の方向性もコメディ系の演劇を観ているかのようだ。ラストに出てくる小道具?も舞台セットみたいな質感だ。
鑑賞中の早い段階で「あ、これ舞台だな」とわかったので、そういう風なバイアスをかけながら観ていた。そのバイアスがないと前述の小道具?が出てきた時にがっかりしたかもしれない。
なので、前述のとおりワンカットの演技に感心したりストーリーの構成に感心したりしたけれど、もともと舞台が主戦場のヨーロッパ企画からすればお手の物だったのかもしれない。
思えば、イニャリトゥ監督のバードマンなんかは全編ワンカット風の撮影でアカデミー賞を取ったけれど、あれは舞台演劇の話だった。そういうことだったのか。ひょっとして。

ただしいくら2分ループが舞台っぽく見えるからといっても、このアイデアは舞台では実現できない。場面転換のたびに初期位置に戻ってそこから限られた時間で行動しなければならない面白さは舞台では演出できないと思うし、2分という絶妙な細かさだから面白いのだけど、舞台でやるには2分は短すぎると思う。仮に2分ごとに暗転して初期位置に戻っていたら、見てる側としてはけっこうタルくなりそうなものだ。
まあ、寡聞にして知らないだけで、舞台が先にあったりしたらごめんなさいなのだけど……。ヨーロッパ企画だと、確か曲がれ!スプーンとかは舞台劇が先にあってその後映画化してた気がする。

曲がれ!スプーンと言えば舞台音楽が元たまの滝本晃司さんだったのだけど、今作の音楽聴いてて滝本さんっぽいなあと思っていたら、やっぱり滝本さんだった。滝本さん、映画の音楽は初めてなのでは?違ったらごめん。

以下ネタバレあり。

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怪物を観た

映画「怪物」を観た。手短にネタバレあり感想(最初はネタバレなし)。

ジャンル的には、ミステリー映画でいいのだろうか(そうでもない?)。主人公の子供を中心に不可解な出来事が次々に起こり、その謎が解き明かされていく作品、と言えなくもない。ミスリーディングを誘う仕掛けもある。とくべつトリックというようなものは無いのだけど、謎に振り回されるストーリーが好きならおすすめと言えるかもしれない。個人的にはかなり楽しめた。

とはいえ結局は関係性のヒューマンドラマに帰結する。その面でも十分楽しめたし味わい深い作品だと思ったので、そういうのが好きな人にも良いかもしれない。ただし全編暗いトーンで話が進むのでそこは注意。まあ予告編を見て明るい映画と思う人もいまいとは思うけれど。
あと結構ドラマ的に脚本が難解で理解できてない部分が多々あると思うので、そこも注意して観てほしいかな。

映画の構成的にネタバレ抜きで語れることがあまりないので、以下ネタバレありで語る。

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