☆☆☆
241226雑感

106.3kg。

だいぶ前から、Twitterのスペース機能を使って時々配信している。誰も来ないのだけど、配信していると思うと話す気持ちが出てくるので、話す練習と思って話している。TOMOVSKYのハナシアイテハマクラの気分だ。
だけど最近は人が立て続けに来てくれたので嬉しかった。人が来てくれるに越したことはない。会話も練習より実践を重ねた方が上手くはなるだろう。
問題は、練習が必要なくらい会話が下手なことだけど……。つたない会話に付き合ってくれた人たちには感謝しかない。

実際のところ、リアルで会話することはあまりない。仕事上の短いやり取りがほとんどだ。長い世間話になることもあるが、自分が聞き役になることが多い。それも下手くそな聞き役だから、ろくにリアクションもできずにただ相槌をうったり控えめに笑ったりするだけになっている。
楽しい会話を提供できるようになりたいものだけど、上手く話を広げられる返しを思いつかない。

自分はシンクにお湯を捨てる時蛇口から冷水を流す。ある時からシンクに良くないのではないかと思って何か根拠があるわけでもなく始めた。熱湯を流してシンクがボコボコ言うのも良くないのではないかとも思っていた(水流してても結局はボコボコ言うのだけど)。
その後最近になって、某料理系YouTuberが動画内で同じように水を流していることについて、「この人はちゃんと水を流していてえらい」みたいなコメントがついているのを見かけた。
それを今思い出したので、ひょっとしてこれってなにか根拠があるものなのか?と思って、調べてみた。
どうやら思っていたような理由とは異なり、排水器具が熱湯に弱いという理由のようだ。そこって考慮されて作られてないんだ。知らなかった。
ということで、流してない人は流しましょう。

ユニクロで買ったスウェット系の部屋着を長年着ているのだけど、めちゃくちゃ毛玉ができている。
以前使っていたベッドのシーツもそうだったのだけど、綿とポリエステル混合だと毛玉が山ほどできるようだ。
ベッドのシーツについては破れた時に綿100に変えたのだけど、部屋着は特に買い替えていない。
着心地以外で部屋着にいちいち気を使うのもおかしな話かもしれないけれど、毛玉だらけなのはなんだか気になる。これも次買う時は綿100にしようと思うのだった。

241222映画を観た 劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師

映画を観た。劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師。12月22日、TOHOシネマズ立川立飛にて。

オススメ度★★★☆☆

忍たまファンには星5。

忍たま乱太郎は子供の頃に見ていたくらいで、キャラも生徒たちは大半の区別がつかない(多少の復習はしたけれど)。
あと、前作にあたる忍術学園全員出動!の段は当時観た。13年も前の話なのでもう覚えていないけれど、前作と比較してだと、前作の方が面白かったような気がしないでもない。

実際のところ、ストーリーはややシリアスとはいえあくまで子供向けのシンプルかつゆるいもので、それに戦災孤児のバックグラウンドを加えたという感じ。きり丸が戦災孤児なので。(あと、土井先生は豪族出身で家が滅ぼされたらしい)
なので大人の鑑賞に耐える作品かというと疑問は残る。忍たま乱太郎のギャグ自体も子供向けなので、子供世代とファン中心の劇場がクスクス笑う中、自分はぽかんとしているということが少なくなかった。
いや、ギャグの面白みはわかる。自分も子供の頃忍たま乱太郎をよく見ていたのだから。ただ、それと笑えるかは別の話だ。ニコッとはできるけど。

目立って残酷な描写もなく、一年は組の活躍はコメディをベースとした雰囲気なのだけど、戦場の描写は彼岸花を血、カカシ?などを死体の代替として戦場を表現していて、子供向けの範囲内で極力残酷描写を排除しない意図が感じられた。これは良かったと思う。子供が見たら意味がわからないとは思うけれど。
ただし、忍者同士の戦闘で出血描写はある。

その戦闘描写はアクションたっぷり、武器使いも多様な見応えのあるもので、テレビの忍たま乱太郎にそもそもシリアスな戦闘描写があるのかどうか記憶にないけれど、バトル系の作品と比較しても見劣りしないものがあった。というか、コメディ系の作風にもかかわらず、彼らがやっているのはどう見ても殺し合い(あるいは殺し合い一歩手前)なので、コメディ部分との落差も相まってその辺のバトル作品よりかなり緊張感がある。
コメディ作品において一転して殺傷武器の恐ろしさを描くというのは、最近別作品でも似たようなアプローチがあり(ネタバレ防止のため作品名は伏せる)、そちらでもかなり手に汗握るシーンになっていたのを思い出した。

以下ネタバレあり。

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241222映画を観た 室井慎次 敗れざる者、室井慎次 生き続ける者

映画を観た。室井慎次 敗れざる者、室井慎次 生き続ける者。12月22日、TOHOシネマズ立川立飛にて。
前後編で立て続けに観たのでまとめて文章にする。

前編オススメ度★★☆☆☆
後編オススメ度★★☆☆☆

前編のオススメ度は前編だけ観た時を想定。
後編のオススメ度は前編を観た前提。
まず前提として、最低限楽しめたということは書いておく。
別につまらなくはなかったけど、これ作るの誰か止めろよ!スタートがもう間違いだから、そこからつまんなくはないくらいのもの作られてもダメなんだよ!なんでこの企画通るの!?という気持ちは否めない。

踊る大捜査線シリーズはとりあえずドラマ版を一通りと、劇場版1と2、あと真下正義を観たことがある。もう全然覚えていないけれど。
劇場3とFINALはなぜかなんとなく観ていない。本当は予習しておこうかと思ったのだけど、家で映画を観る習慣がないのもあり、結局今日までに観られなかった。

今作も別に強く観たかったわけでもないので、なんとなく見逃していたのだけれど、やはり踊るシリーズ復活は劇場で見ておきたいなという気持ちもあり、また、今日が今年映画を見られる最後のチャンスかもしれないので(厳密にはあと一回ソニックを見に行く予定だけれど)、ふと気が向いてあわてて見に来たというところ。
ただ、あまり観たい気持ちが強くなかったことからもわかるとおり、そんなに内容に期待はしていなかった。なんなら面白くなさそうだなと思っていた。酷評の噂も聞いてはいたので、駄作を楽しみにしていた部分もある。実際見てみると、そこまでの駄作とは感じなかった。普通に見られる。問題点は作品の出来とはもっと別にある。

前編を見た感じだと本当に何も終わらないというか、ほとんど何も始まった感すらない。
同じような前後編の前編であるスパイダーバース2を見た時は大概のことを次作に投げたとはいえ、一つの物事については一つの決着のようなものがついたので、一応一本の映画としてもまあいいかと思ったのだけど、室井慎次 敗れざる者はまず一本の映画になっていないので、本当に前編といった感じだ。
だから前編だけだと大した感想がない。

強いて言うなら描写が非常にステレオタイプで表層的というか、先に筋書きが作られてそれに当てはめてキャラクターを作って動かしている感じがする。キャラクターの言動や行動に特に人格的な理由を感じない。理由なき行動を散発的に見せるだけでなんとなく物語が進んだ感を出そうとしているけど、実際にはあんまり話が進んでいない。
通常の映画がスタート1でゴール100までの物語を紡いでいるとすれば、この映画はスタート1でゴール5くらいの物語を散発的に引き伸ばして見せてくる感じだ。ゴールが近いので話が大したことにならない。足し合わせて100にもならない。
とはいえ室井慎次というキャラクターと本作のストーリーの組み合わせは、全体的にどういう方向に向かうのか全く予想できないもので、たとえその都度変な話を見せられたとしても、次どうなるのかわからない緊張感のようなものがあり、それは良かった。

その他気になったところ。
巡査のキャラが異常にうざい。
前編で撒かれた種が、里子、娘、事件、恋愛、田舎、どれも面白そうに思えない。
リクの顔が時々変わっているように見えたのだけど、どうやら双子で演じていたらしい。正直なところちょっと違和感があった。

音楽が全体的に上滑りしていて、没入を阻害するという程ではないけれど、あんま盛り上がらないこんなとこでその音楽流すのか……とか、なんかこの音楽チープに聞こえるな……とかそんな印象を持ってしまって、がっかり感がある。

とここまでがネタバレ抜きの感想。
以下ネタバレあり。

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