☆☆☆
映画を観た ドリーム・シナリオ

ドリーム・シナリオを観た。11月23日、kino cinema 立川高島屋 S.C.館にて。字幕版(字幕版しかないのかな?)。

オススメ度★★☆☆☆

面白かったけど、オススメ度が低いのはつまらなかったからではなくて、見てて楽しい気分にはならないから。
そんなこと言ったらスリラー・ホラー映画は全部オススメ度低くなるやんと思うけど、今作は個人的にはけっこう見てて与えられるストレスが強めで、ストレスを超えてオススメできるものはなかったという感じ。全体的に淡々としていて感情の起伏がなかったのも理由かもしれない。

ニコラス・ケイジの挙動不審な演技がぴったりハマっていてとても良かったと思う。なるほどこういうタイプの人ならこういう行動をするかもなと言う納得感があった。
ただ演技のおかげもあり、このポールというキャラクターにイライラする面はあった。

以下ネタバレあり。

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241122ほしいもの(高いもの)

今後の家計と買い物計画を考えるために、今欲しいものを並べてみる。
ここで言う高いものとは1万円以上。

Wacom Cintiq pro 24 タッチ機能あり ¥382,800
デカイ液タブが欲しい。ならなにもCintiq proじゃなくても普通のCintiq22や他社製品でいいじゃないか。でも憧れなんだ!
じゃあいっそ最新のCintiq pro22とか27にすればいいのに。24は旧型だ。と言われるかもしれない。
まずそいつらは許容範囲を超えて割高に思えるのと、画面サイズが微妙に不満。22はちょっと小さい気がするが、27はそんなに要らなそう(何よりあまりにも高すぎ)。さらに、液タブなのに旧型よりベゼルが細いのが良くない。液タブには一定の太さのベゼルが要ると思っている。主な差別点はリフレッシュレートと視差の改善で、魅力的ではあるものの、そこまで必要かというとそうでもない。新型は触っていないが、店頭試用の感じだと旧型24で十分だった。筆圧レベルが8192段階でも十分なように。
あと、今持っている板タブがintuos proなのだけど、これの付属ペンがWacom Pro Pen 2なのだ。旧型24も同じなので、共用できるのではないか。そしたら余った方が予備になる。最新型だとこれがPro Pen 3になる。とはいえ今後のサポートを考えるとPen3の方がいいのかもしれないが……。最低でも買ってから10年はProPen2を売ってほしい。(前のCintiqが10年くらいで壊れたから)
ペンモデルかタッチ機能ありかは悩みどころ。店頭で触ってみた感じ、意外にもタッチの操作感は悪くなく、手の触れ方による誤動作も感じなかった。今は作業をほぼiPadで行っているので、タッチ操作もあった方が操作感の共通点が多くて良いのかもしれない。
ペンモデルは¥327,800。タッチ操作に約6万か。
角度をつけたいので、本当はErgo Standも欲しいのだけど、高いのと評判が良くないのでやめた方がいいかな。なんか今在庫切れだし。

iPad pro 13インチ 256GB Wifiモデル + Apple Pencil Pro
¥218,800 + ¥21,800(税込)
こちらもお絵描き用。
現在は11インチを使用しているけれど、さすがに小さい。以前12.9インチを使用していた時でさえ若干足りない感じがあったのに。なので買い換えるとしたら13インチ。容量は256GBで困っていないので同じ。外には持ち歩きづらいのでWifiモデルでもいい。
特にこれといってコメントはないのだけど、Apple Pencil 2が使えないことにめちゃくちゃ怒りを感じる。

Galaxy S24 ultra 256GB ¥189,700(税込)
今のスマホが256GBなので同じ容量で。できれば新型が出たら新型の方がいいのだけど、とりあえず現状の最新機種ということで。
今使っているスマホがPixel 6 pro。高価格帯の結構な性能のスマホで、特にカメラ性能は当時iPhoneのpro maxに張るレベルだった。そのポジションは今も変わっていないようだ。一応AIスマホも標榜しているようだが、AI機能なんかオモチャ程度のもので使うことが全然なかったので、他のところに性能を割いて欲しかった。
ところでPixelには致命的な欠点がある。写真・動画が青く暗すぎるのだ。これは撮った画像や映像そのものが青いわけではおそらくない。写真を撮るとワンテンポ置いて画像処理が入り、処理後の画像が保存される(処理前の画像は保存されない)。この時処理前の画像が見られるのだけど、処理前も確かに青めだが、処理後はさらに青く暗くなる。なので自分はきちんと保存したい写真では、暖色効果を強めてシャドウを明るくする編集をいちいちやっている。人と食べ物と暗所が美しく映らない。カメラが取り柄なのに、その性能を内部処理でわざわざゴミにしているのだ。これもAIを用いた画像処理なのだろうか。
この青くて暗い問題は最近某YouTuberが動画にしており、Pixel 9 proでもまだ暗所撮影が青すぎるらしい。もちろん用途にはよるのだけど、自分の用途には青暗写真はマッチしない。
なので次の選択肢にPixelはもう入らない。かといってiPhoneに戻る選択肢はない。じゃああとはカメラと言えばGalaxy。両親もGalaxyを利用しているけれど、母のGalaxyS22のカメラも結構なモノで、Pixel 6 proと比較できるレベルだった。色味もほとんど問題ない。
じゃあGalaxy S24でいいんじゃないの、なぜultraなの、ということになるのだけど、理由は2つ、学マスをやりたいからと、Sペンを使いたいから。Pixel 6 proでも学マスは持て余す(というかPixel proシリーズは値段の割にゲーム性能がかなり低い)。まあ、最悪学マスはやれなくてもいいのだけど、Sペンは使いたい。
自分は昔Galaxy Note7だか何かを使用していたのだけど、昔はSペンはGalaxy Noteシリーズの専売特許だった。それで、ちまちま出先でメモ帳アプリに絵を描いていた。なので、その使用感は割とわかっている。今はアイビスペイントなど本当のお絵描きアプリもある。(指で描く神絵師も多いけれど……)iPad proは脆くて外には持ち歩きづらいので、外でのお絵描き選択肢としてこれがあるとうれしい。そんなわけなので、できればSペンつきがいいなと思う。
ちなみにGalaxy S24は256GBモデルで124,700円。Sペンに…6万円…?

Steelcase Gesture ¥184,980
今家で使っている16年選手のチェアはアームレストなしでファブリック素材。ヘッドレストなし。
このGestureは実物は見た事ないけれど、アームレストの自由度が高いのと座面がファブリック素材なのがいい。座面がメッシュだと、変に凹んだり擦れたりしそうでなんか嫌だ。自分は尻がデカイのでメッシュの枠に尻が当たりそうだし。
アームレストは最近、あるといいなと思うようになってきた。仕事で使っているオフィスチェアはアームレストがあるのだけど、けっこうありがたい。
ヘッドレストは以前はあるといいなと思っていたのだけど、最近は特に要らないかなという気がしてきた。仕事でオフィスチェアに座っていて特にヘッドレストがなくても気にならないので。椅子でくつろぐなら要るかもだけど。
高いけどまあ12年保証なのでそれならありかもしれない。そう考えると今座ってる適当に買ったチェアは16年も故障なくよくもっているなあ…。

マイクアーム
マイクはあるのだけど、マイクアームがない。
買いたいのだけど、安物買いの~は怖いので、オーディオテクニカとかElgatoとかのちゃんとしたやつが欲しい。
そしたら余裕で1万円を超えてくる。実際どんなもんなのかわからない……。
あと、上から吊るすやつと下からくぐるやつがあるのだけど、どちらがいいのかもわからない。手元は空いてた方がうれしいから、上から吊るすやつなのかな。

ゲーミングヘッドセットもしくはヘッドホン
マイクアームがあればヘッドセットじゃなくてもいいのだけど、要するに、PCで作業やゲームをしながら会話がしたいわけだ。相手がいるかは別として。
これもものによって値段はいくらでも幅がある。自分にはどんなもんかわからない……。

SONY WH-1000XM5 ¥59,400
ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン。
別にこの商品にこだわるわけではないのだけど、現在使っているワイヤレスイヤホンのWF-1000XM4が非常に満足度が高い。ノイズキャンセリングもけっこう効いて、外音取り込みの品質も極めて高い。その系列商品なので、安心して購入できるわけだ。
ただ、耳に突っ込むカナル式のイヤホンは耳にストレスがかかりあまり気軽につけられず、特に家でなんか使いたくない気分なので、イヤホンよりヘッドホンの方がいいかもしれないと思った。

寝具(マットレス、枕)
現在、枕は普通のパイプ枕。マットレス等の敷物はこれまた16年前のもの。
睡眠障害を患っている身でもあるので、睡眠の大切さはよくわかっているつもりだ。寝ているときの環境は当然睡眠の深さに影響するだろう。
具体的にどの品物が欲しいとかまで考えてはいないけれど、そのうち買い換えたいとは思っている。

ソファ
今、家には上述の16年選手のチェアしか座るものがない。まあ、ベッドとか、床に置くクッションとかはあるけれど。
もう一ヶ所、腰を落ち着けられる場所が欲しい。
買うとしたら一人掛けか二人掛けか。二人掛けなら横になれる。でも横になる必要があるのか?そして二人掛けなんて置くスペースを作れるのか?

241121雑感

今日は誕生日。
このくらいの歳になると、誕生日は色々と複雑な気持ちになる日だ。歳をこれ以上とってしまうことへの焦りや、この歳まで生きてこれたことへの安堵など。
子供の頃は、23歳くらいまで大学浪人して23歳〜27歳くらいで全て諦めて自死するものだと思っていた。社会不適合のケがある自分が社会に出るというイメージが持てなかったし、大学にも行けないというのは実際のところ可能性の高い未来だった。その将来像が変わって希望が見えたのは、一浪して志望大学に奇跡的に受かってからだ。
それから時が経って、会社にも勤めて、今再び自死の危機が訪れていた。過去形なのは一旦乗り切ったからだが、また半年以内の近いうちにその精神的危機がやってくるだろう。今は多くの人や会社や自治体の制度の助けによって辛うじて生き長らえているに過ぎない。最悪生活保護とかそういう手もあるのだとは思うが、その環境で自分の精神が耐えられるか自信はない。生活の安定こそが最低限の精神的基盤だ。
この歳になると、残りの人生があといくらかに思いを馳せるようになる。今日は誕生日という節目である。改めてそれを考えるのにはもってこいな日だろう。誰にあと何度会えるのか、生涯でいくら稼げるのか。人生の伴侶には出会えるのか。自分の場合はそれに加えて、どれだけものを描けるのか。
そろそろ本格的に焦るべき歳だろうと思う。できる事はできるだけやっておきたい。残りの人生はことによってはもっと遥かに短いかもしれないのだから。
とりあえず液タブ買おっかな……。

自己肯定感を上げるというのは昔から良いこととされている。メンタルを持ち崩した人にもそれが勧められがちだ。自分も子供の頃、自己肯定感を上げなければと、そう思っていた時期があった。自己嫌悪にひたすらとらわれていた時期だ。
しかし、それから間もなく、自己肯定感を上げるというより、自己否定感を下げる方が優先されるべきなのではないかと思うようになっていたし、今もそう思っている。
そのきっかけは、子供の頃に聞いたTOMOVSKYの「ワルクナイヨワクナイ」だった。この歌は要するに自分の弱みや欠点にひたすら蓋をして自己弁護をする、そしてそれを肯定する内容なのだけど、これを聞いた時歌のかっこよさとともに、こんなことを歌う人が、こんなことを考える人がいるのかと衝撃を受けたのだ。世間には通りいっぺんのポジティブとネガティブの二極しかないと考えていた自分にとっては、蒙が啓かれる気分だった。
TOMOVSKYには他にも「うしろむきでOK」やネガチョフポジコフなど、そういったテーマの曲がある。
これはこれで肯定しているから自己肯定に変わりないのでは、という見方もできるが、ポジティブな結果を肯定するのとネガティブな結果を肯定するのでは意味が違うと思う。一般的に自己肯定感として言われているのは前者であって(ネガティブなことも考え方でポジティブな結果にとらえ直すなどが必要)、自分が言いたい自己否定感の低下は後者だ。それは一歩間違えれば、というか批判的に見る人によっては甘えということになるのかもしれないが、そこが問題なのだと思う。自己嫌悪というのは、自分を批判的に見る人を内在化させてしまった結果であることが多いと思うのだ。
つまりはあまり自己批判しないようにしよう、というのが、自己否定感の低下ということだと思う。自己批判には利点もあるが、欠点の方が圧倒的に多いと思う。
自己否定感は物事に取りかかる時に必ず萎縮させる効果があると思うし、取り組んでいる時にも途中で嫌になって諦めさせる効果があると思う。