9月4日のコミティア141にサークル参加しました。
こちらで告知するというところに頭が回らずすみません。
まあ……最新動向はツイッター見てくれよな!と言うにはツイッターでもあんま直前まで告知とかしてなかったんで……すみません。

で、当初はサークルカットに描いたメイドキャラの漫画を描こうと思ってたんですが(カットに描いたからと言うだけの理由で)、話がなんか続きものの途中の断片みたいなのしか出てこなくて、他キャラのキャラデザも全然出てこなくて、結局挫折しました。
何も出すもの(出せるもの)が思いつかないと悩み続け、気付けばイベント直前の8月29日、そうだ、コミティア141の嘘レポをそのコミティア141で頒布すれば面白いんじゃね?という悪魔の天啓が降りてきました。
ちょうど仕事の異動切り替わりで引継ぎ業務に集中していたため直ちには手をつけられなかったんですが、上記の挫折も内容に盛り込んで9月1日にプロットを作り、2日と3日の2日間でコピ本16P(あとがき除く本文漫画12P)をなんとか描きました。
多分自分史上一番無理があったと思うけどなんかできました。
作業にかけた実時間は24時間くらいでしょうか。でもできる人はこの時間でもっとちゃんとしたのができるんだろうなあ。

というわけで「コミティア141完全嘘レポ」というコピ本を無料頒布しました。
描いた時点では完全に未知なわけですから、会場で手に取ってくれた方は、ある程度漫画の当事者になった気持ちで「これどの程度まで当たった(当たる)んだろう、少なくとも自分は(手に取った以上)この部分に当てはまるな」という気持ちになれたかなと思います。
ただ自分がいつも一人参加かつコミティアでのコミュニケーションが希薄なせいで、レポ漫というよりは「いつものコミティアはああだけど今回はこうだった」みたいな話が多めになり、「いつものコミティア」を自分がどうとらえているのか想起させる部分が多すぎた気がします。コミティア論みたいな。

当初はネットで無料公開も検討しましたし、結局予想外に全部捌けてしまったので行き渡らなかったかなとも思い改めてネット公開を検討しましたが、結局しないことにしました。
手に取ってくれた人も描いた自分もコミティア141の当事者だからというコンテクストが前提にある作品なので。
(公開しても誰も見ねーだろというのもある)

「答え合わせ編作ったら?」とも言われたのですが、ちょっと体力的にアレなので間違い(ハズレ)リストをここに描いときます。
・頒布したのはネーム本ではないし100円でもない(当然これはわざと嘘ついてます)
・階段からビッグサイトを眺めようとするとモノレールの線路が被るのだけど描いていない(知らなかった)
・机上にチラシが一枚もなかった(いつもは山のようにあるのに)
・見本誌のシールは貼る場所を間違えなかった
・一般入場口が自分のスペースと反対側で見えないかのように描いているが真逆で思いっきり目の前だった
・なので一般入場の様子がよく見えた(めちゃくちゃ人が多かった)
・開場間もなく来た人はおらず、1時間くらい誰も来なかった
・五部売れて余ったことになっているが実際は一般開場~離席までで全部捌けた
・閉会時の拍手も体感で開会時の7割くらいにはけっこう拍手されていた
・帰り道は曇り空でもなんでもなく快晴だった
・全部捌けたので帰って自分の本を見返すこともなかった

本当は無料頒布という形はとりたくなかった(100~200円が適正だろうと思っていた)し、実際のところ、無料でも100円でもはけ具合って大して変わらない(むしろ100円の方がはけることさえある)んですよね。お金のやりとりが普通の場所で、無料だとなんとなく信用を感じず抵抗感があるというのが一点あるでしょう。対価を払うある種の契約行為が成立していないと安心感が損なわれてそうです。まあ無料の気軽さというのももちろんあるんですが。
あと会場でも無料は「価値がないものを出している」ように見えてどうかと思うと突っ込まれましたし、過去にも無料頒布がどうのとは別件ですがその手の「見せる価値がないものを出してるのか」という突っ込みは何回か受けていて、その辺、そう見る人がいるのは重々承知なのです。

じゃあなぜその上で無料頒布したのかというと、大変個人的な事情で、今本業以外の対価でお金をもらいづらいんですよね。それだけで察する人は察すると思うのでそれ前提で話します。
「ちゃんと手続きを踏めばいけるのでは?」「儲けが発生してなければいいのでは?」という疑問もあると思いますが、自分には「自身がそれを取り扱う側に回った」経験と知識があります。儲け云々はまあほぼホワイトのグレーですが、手続きを踏んでも(というか手続きがそのようなものを想定していない)まず許可は無理ですね。
まず想定されてないので最初からだいぶイレギュラーな事務手続きになりますし、公益に資する教育本とかじゃない限りわざわざ認める余地がないです。そして作家業に限らずどの程度まで認めるのかはこういうのしか認めないというラインが割としっかりあります(上の発言や通知などで)。どこもおおむね同じだろうと思います。
で、儲けがなければほぼホワイトと言いましたが、(100円200円でも完全赤字なんですが)まあそこは自己判断でより簡単な安全策をとりました。
ちなみに「ほぼ」というだけで、儲けがなくとも特定の条件下にあるとまずいです。そんな条件下でやる人はいないと思いますが。
その他形態については、委託やDL販売、個人通販、コミッション、LINEスタンプ等は普通にアウト。それらをやらずに年数千円とかのわずかな利益だとしても、例えば年4回コミティアに必ず出て定期的に頒布するとかを数年続けてた実績があればまあ正直アウトにするのは可能だと思います。アウトっつっても大したペナルティにはならないでしょうけれど。
そもそも利益の大小はあまり問題ではなく、営業としてそれを行っていると見なせるかどうかですね。そこを踏まえれば上の例はヤバイとわかるんじゃないでしょうか。まあ年4コミティアくらいならいいと思いますが、頒布規模が100部以上持ち込みとかになってくると個人的には危ないなと思いますね。
で、今回の場合に立ち返ると、実態として自分の作成物を無料で配布しており、設営後のスペースも写真に撮っているので、誰も文句は言えませんし説明も簡単です。これがお金取ると何かあった時に原価と頒布数とその他参加費等の証明をあれこれ求められる可能性がミリくらいあるので面倒です。

まあ、そういうわけなので、今後まともな活動はできないでしょう。もともと活動してねえだろと言われたらぐうの音も出ませんが……。
でもなんとかかんとかしていこうとは思っています。なんとかかんとか。
できなければ、まあ、創作活動に限らずあまりよろしくない流れになりそうというか、既になっているというか。
途方に暮れているところです。