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ライブに行った the Tokyo underground files presents「INFINITY !S. parallels」where Meets YOU ARE@大塚MEETS

ライブに行った。11月2日、大塚MEETSにて。
the Tokyo underground files presents「INFINITY !S. parallels」where Meets YOU ARE、というライブ名であってるのだろうか。チケットに書かれてるのをそのまま書いたけど。
このthe Tokyo underground files(Sergius Lang)って人が組んだライブということで、この翌日(11月3日)の喃語ワンマンライブもその人。

喃語のライブはいつも喃語目当てに行き、あわせて知らないバンドと出会うのを楽しみにしている。

出演
shuhari
喃語(from 札幌)
Three Ring Circus
BOARD(from 名古屋)

どのバンドも聴きごたえがあって良かったのだけど、実際のところ、喃語以外どのバンドがどのバンドかよくわからないまま聞いていた。バンド名紹介がなかったとか、よく聞き取れなかったり。
後で調べた感じ、たぶん出演順は上述で合ってる。

喃語は知らない曲が一曲あったので、たぶん東京では初かな。忘れてるだけかもしれないけど。

インストのshuhariといつも聴き慣れてる喃語はともかく、他の2バンドはボーカルの音がボヤけていてほぼ聞き取れなかったのが少しもったいなかった。歌詞を聞き取るとかじゃなくて、音として耳が拾いきれなかった。

大塚MEETSの近くにTITANSというビアバーがあり、先日下北ビールフェスに出店していて知ったので、今回ライブ前に行ってみた。
海外ビールの他、餃子がウリの店だ。
ビールはBarebottleのCampione(イタリアンピルスナー)とCitra Shredder(ヘイジーIPA)をゴブレットで、OgopogoのYacumama(トリプルヘイジーIPA)をスモールで。どれも飲みやすくて美味しかった(10度越えのトリプルが飲みやすいのはどうかと思うけど)。Citra Shredderはシトラのシングルホップなのにあまり嗅いだことのない気がするアロマで面白かったし、Yacumamaはかなり甘くてミックスジュースみたいな味で驚いた。
餃子は普通の餃子と、メキシカンタコス餃子、キムチ餃子を頼んだ。メキシカンタコス餃子は辛かったけど、ライムが付いていてそれがよく合っていた。キムチ餃子は遠い昔焼肉屋で食べてたのが好きだったのだけど、それと似た味でノスタルジーを感じた。

さらにライブハウスでは1回クリスタルガイザーを挟んだ後、Left handのMeyer Lemon Drop Shandyがあったので、初めて飲むタイプのビールなので挑戦してみた。レモン果汁の味がした。
その後、酸っぱい口になったのでカルーアミルクで口直し。

そして帰宅後、日付が変わった頃に自宅でリバースした。
昔はこれくらいまでなら飲めてたんだけどもうダメか〜……。

実はライブの途中で腹を下してトイレにこもるという失敗もおかしていたのだけど、それもアルコールのせいかなあ。

映画を観た ヴェノム:ザ・ラストダンス

ヴェノム:ザ・ラストダンスを観た。11月2日、グランドシネマサンシャイン池袋にて。IMAXレーザーGT字幕版。

オススメ度★★☆☆☆

けっこう楽しめたけど人に勧められるかといったらちょっときついかな!
シリーズ作を把握しとかないとよくわからないかなと思うし、その上で無視できない不満点が結構多い、というか大きい。
予習なしで行くのは少しキツイというのと、不満点についてかなり好みが分かれそうなので、このくらいのオススメ度にしておく。

ヴェノムは結構好きなシリーズで、キャラクターの取り扱いが上手いと感じるし、SSU特有?の90年代00年代的なコンパクトな雰囲気も良い。シンビオートたちも見た目がかっこよくて、液体が絡みつくようなビジュアルとアクションも独自性があって良かった。
特に前作のレットゼアビーカーネイジなんかは昔のティム・バートン作品をオマージュしたような作品に仕上がっていて見所があった。

翻って今作はエディとヴェノム以外のキャラクターが立っていないし、敵クリーチャーのビジュアルも平凡、話のスケールが広がった代わりにポッと出感のある要素がとっちらかってまとまらない。原作のキャラを知らないと分からないのか?と思うことも多かった。
とはいえエディとヴェノムが仲良くしているのは尊いし(まあちょっとその要素も少なめだった気がして物足りないけれど)、手に汗握る場面もあって楽しめたから、それだけならオススメしづらいとかいうことはないのだけど、やっぱり一番の不満点がそれを躊躇わせる。

以下ネタバレあり。

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映画連休 今上映してる映画のネタバレなし感想まとめ

この連休期間中、映画をめちゃくちゃ観た気がする。5本か。
まだ「室井慎次 敗れざる者」「ぼくが生きてる、ふたつの世界」とかも観たいところではあったけどこれが限界か。
連休中に観た映画を含め、今上映してる中で観たことある映画をネタバレ抜きで改めてまとめて紹介する。何回感想書くねんという話だけど。書きたいから書く。

・シビル・ウォー アメリカ最後の日
ポストアポカリプス・戦争・ロードムービー。
あんま楽しめなかった。
内戦である意味が全然なく、普通の戦争でも変わらない。個人的には平凡な戦場ジャーナリストものにポストアポカリプス・ロードムービーを組み合わせただけに感じる。人々の分断が描写されないので、ロードムービーで出会う相手も銃を持った他人以上のものではない。
主軸となるジャーナリストたちのストーリーが薄く退屈。主役の一人であるジェシーが好きになれない。
平坦・単調で露悪的な不快感を誘う描写や、リアルかどうかはともかく異様に迫力ある銃火器音から、戦争の現実、アメリカの現実を感じとれるかが楽しめるかどうかのカギ。自分はフィクションだなと思った。

・ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
ラブロマンスと法廷劇。
楽しめたけどオススメはしづらい。スケールが小さく陰鬱としていてエンタメ度が低いから。でも前作と絡めたメッセージ?を伝えきっていることは天晴。
歌のシーンが多く、そこがどうしても退屈。
相手役のリーというキャラが嫌いだったので結構イラッとしながら見ていた。
ジョーカー1を観た人には絶対観てほしい気持ちはあるけれど、エンタメ度が低いのでオススメはできないのが悩みどころ。

・トランスフォーマーONE
大人が観てもちゃんと楽しめる王道のCGアクションアニメ。
オリジンストーリーなのでトランスフォーマーの知識がなくても大丈夫。自分もなかった。乗り物に変身する機械生命体というところだけのみ込めれば。
CG表現のクオリティも高く、冒頭映る街並みで既に圧倒された。
アドベンチャーとして楽しめる展開が詰め込まれていて飽きずに楽しめる。
人間ドラマも主人公のオライオンパックスとD-16の友情を軸に楽しめ、他のキャラクターもさすがに歴史あるIPなだけあってバラエティ豊かで魅力的。
固有名詞と聞き取りづらい名前が多く、吹替で見たのだけど情報を追うのがなかなか間に合わなかったので、字幕の方がいいかもしれない。

・あの人が消えた
ネタバレ絶対NG系映画。一応ミステリーか。個人的には今年ベスト級。
小説家になろう協賛でなろう小説を扱っているのでオタク向けな面があり、オタクにもオススメしたい。
主人公のコンプラ意識がめちゃめちゃなことを我慢できるかどうかで分かれそう。
あと主人公の先輩がわりと邦画っぽいギャグとばしたりするので、陰鬱でミステリアスなトーンの映画を期待すると、ん?と思うかも。
とまあ、結構見る側の譲歩は要るかもしれないけれど、とにかく前知識ゼロで行った自分はラストでめちゃめちゃになったので、オススメ。

・Cloud
面白かったけど、これもまあ一応ネタバレNG系かも。予告観たらバレるけど。前知識ゼロで見て、なんか思てたんと違うなとなった。
しかし怖い雰囲気、嫌な雰囲気を味わいたければまず間違いない。画作り、見せ方が上手くてまんまと怖がらせられる。ジャンプスケアが一回だけあるので注意。
登場人物もいい感じに嫌な奴ばかりでじんわり嫌な気分にさせられる。
ただやっぱり思てたんと違うなとはなるので、そういうの許せる人向け。許せるなら予告は観ない方がいい。

以下、連休中に見たわけではないけど今上映してるのを確認できた映画。こちらは簡単に。

・ビートルジュース ビートルジュース
愉快なコメディ。死の世界を扱っているのでそういう意味でちょっとブラック。
前作を見て期待したものが大体そのまま出てくる。ティム・バートンらしさを近年感じていなかった人もこれなら楽しめそう。
これなんだったの?みたいに思うところがちょこちょこあるかもだけど、まあコメディなのである程度は……ね……。

・ラストマイル
サスペンス。というか、要するに踊る大捜査線THE MOVIE的な感じ。
今年を代表する大作邦画の1つとして相応しく、しっかりと楽しめる。
主人公にちょっとクセがあるのと、ちょっと小っ恥ずかしい英語が出てくるので、そこは我慢。
アンナチュラルやMIU404のキャラがどかっと出てくるので、ドラマ見ろとまでは行かずともキャラや設定の予習必須。

・侍タイムスリッパー
笑いあり涙ありの時代劇制作コメディ。
今年を代表するインディーズ邦画。自分個人としても面白かったし、個人の感想を除いても、1館上映から口コミで全国シネコンまで上映館数拡大し続けてるのが面白くないわけがない。オススメ。
終盤の展開に賛否は分かれるかもだけれど、個人的にはそこで鮮烈な映画体験をさせてくれたので、賛。

・きみの色
バンドものアニメ、と言うには大分ほんわかふわふわしている。かわいい作品。
けっこう楽しめた。基本的には主役三人の関係性をニコニコしながら眺める感じの楽しみ方。
ここで挙げてる中では一番ストレスなしでほんわか楽しめるので、癒されたい人にオススメ。

・鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
今やってるのは真生版でそっちは見た事ないのだけど、まあ元々のやつと大筋にそう変わりはないだろうと決めつけ。
元々のやつは面白かった。横溝正史と妖怪とバトルアクションのミックスといった感じ。人間の醜さを描くダークな作風と、サービス精神のあるエンタメが共存している。
ある登場人物が一番シリアスな場面でやたらコミカルな振る舞いをしていて、そこは違和感があってもったいなかった。ねずみ小僧ではない。

・ルックバック
クリエイター賛歌の感動アニメ。ボロボロ泣けるはず。オススメ。
……と一応言っておくけど、素直に言うと、個人的には楽しめなかった。映像も音楽も合わず。特に音楽はない方が良かった。当然泣けもしてない。ストーリーは原作漫画そのままなので特にプラス要素なし(変な改変されても困るので別にいいのだけど)。
でもどうせ自分以外のみんなは楽しめるんでしょ、というひねくれた根性で、激推ししておく。